【来日】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』加藤浩次が第3作への声の出演を監督に直談判

5月12日に公開される『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のジェームズ・ガン監督、クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタが来日。日本語吹替を務めた山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、秋元才加と共にギャラクシー・カッペット・イベントを行なった。
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「アイ・ラブ・ユー!」という絶叫と共にまずはジェームズ・ガン監督が挨拶。「世界ツアーの皮切りとなるイベントを日本で行なえたことを誇りに思います」と日本愛を語ると、デイヴ・バウティスタはドラックス風に大笑いした後に「ドラックスが大笑いするシーンは監督のおかげでいっぱい出てきます」と独特のアピールで作品を紹介。緑顔のメイクについて聞かれたゾーイ・サルタナは「温かい歓迎ありがとうございます。メイクは本当に大変でした。朝の2時半にメイクをしていたのでついスタッフに文句を言ってしまったこともありました」と裏話を披露した。

そして初来日となるクリス・プラットも「アイ・ラブ・ユー!東京」と大声でファンに呼びかけ。「チームの良さというのはリーダーの資質にかかっている。でも、僕らのチームのリーダーはここにいる監督だよ。彼が素晴らしい脚本を書き上げました。今回、僕らのキャラクターは前作で得た名声を使って仕事をしていますが、やっぱりトラブルに巻き込まれます」と挨拶した。クリス・プラット演じる主人公ピーター役の吹き替えを担当した山寺宏一は「先程、初めてクリス・プラットさんにお会いして『俺の役をこんな眼鏡のオッサンがやっているのか!』って怒られたらどうしようって思っていたのですが、すごく嬉しいって言ってくださって、最高です。なかなか声をあてる方と会う機会もないのですが、皆さんもサービス精神にあふれていて、だからこんな面白い作品が出来るんだなって思いましたね」とも。

ちなみに山寺からピーターと似ている部分を聞かれたクリスは「確かに同じ体ですが、生きてきた人生が違います。でも、彼のように9歳で誘拐されて宇宙に連れていかれたら、僕も(ピーターのように)スター・ロードと名乗っていたと思うよ。彼のスピリットはとても僕と似ているんだ」と説明した。

毒舌アライグマ役の加藤浩次は、監督に次作への声の出演を直談判。「まだ3作目の話は来ていないのですが、もし3作目があるのなら加藤さんがぴったりだと思います」とお墨付きをもらって大喜びだった。新キャラクター、マンティスの声を担当した秋元才加は「相手に触ると考えていることが分かるというすごい能力を持っているのに不思議ちゃんっていうのが、彼女の魅力だと思います」と自身のキャラをアピールした。そして最終兵”木”ベビー・グルートの日本語吹替を担当することになった遠藤憲一は「前回のグルートは顔がちょっと似ているからってことでキャスティングされたらしいんです」と衝撃の告白。「それで今回もって言われて写真を見せてもらったら25cmのとてもかわいい動きをするベビー・グルートでした。こんな子供っぽい声を出すことは俺には到底できないって思いまして、やっぱり無理ですって言ったら、スタッフが『そのままでやってくれたらいいんだ』と。どうしてか聞いたら、『後で機械を使って声を加工するから』って言われて…俺がやる意味ないじゃんって思いましたね(笑)」とキャスティングの秘密を暴露し、ファンを笑わせた。

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ウォルト・ディズニー・ジャパン配給
5月12日(金)全国ロードショー
©Marvel Studios 2017