山寺宏一「本編中は喋りません(笑)」佐野岳、秋元才加、大東駿介ら豪華キャスト出演のドラマ「銀座黒猫物語」7月放送!

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと関西テレビ放送(以下カンテレ)が共同制作し、主役の黒猫の声を山寺宏一が務めるオムニバスドラマ「銀座黒猫物語」が、7月にカンテレにて放送、今夏に中国のbilibiliにて配信されることが決定した。

本作は、実在する銀座の名店を舞台にした30分のオムニバスドラマで、毎回、“東京・銀座を住処(すみか)とする一匹の黒猫”が人生にさまよえる人を銀座の店に導いていくところから物語が始まる、“銀座”で繰り広げられる市井の人々を描いた心温まるヒューマンストーリー。ソニー・ピクチャーズが中国のオンラインエンタテインメントプラットフォームの代表的企業・bilibiliに提供する初の国内制作コンテンツである。

本作の主役ともいえる“黒猫”の声は、声優やタレント、ナレーターなど幅広い分野で活躍する山寺宏一が担当。出演者は、吉沢悠、岡本夏美、大東駿介、永尾まりや、佐野岳、秋元才加、矢作穂香、竹財輝之助、そして中国で絶大な人気を誇る矢野浩二、同じくアジア圏に知名度の高いねんど大介など、日本国内のみならず、海外に展開するにふさわしい豪華なキャストが集結した。

本番組の撮影には、ソニーの最新技術を活用し、日本の地上波ドラマ制作では初の試みとして、ソニーのデジタル一眼ミラーレスカメラ「α7 III」を使用し、全てのシーンを4K HDRで撮影している。小型・軽量ボディに映像制作をサポートする多彩な動画機能を搭載し、従来よりも広いダイナミックレンジで撮影することで、視覚でとらえたイメージに近い映像撮影を実現した。

テーマ曲は、国内外で人気を誇るジャズバンドJABBERLOOPによるオリジナル曲「銀座黒猫物語のテーマ」。

■山寺宏一(主演) コメント
オープニングとエンディングで黒猫の声(ナレーション)を担当させて頂きました。心に響くストーリーの鍵になるのは実在する銀座の名店。一流のプロのこだわりが、本当に大切な事に気づくきっかけになるという、ユニークかつ説得力のあるドラマです。なんと言っても、全話キャストの演技が素晴らしい!ちなみに店へと導く黒猫も存在感バツグンですが、本編中は喋りません(笑)。心がほっこりした後、銀座を訪れたくなること間違いないです!どうぞお楽しみに。

■JABBERLOOP(テーマ曲) コメント
「銀座黑猫物語のテーマ」を作曲するにあたり、銀座の持っている最先端、発信地、であるイメージと、引き継がれてきた伝統、人情、という、対局にあるとも言えるものを掛け合わせるイメージで作りました。新しいけど、懐かしい、そしてカッコいい、それがテーマでした。案内役の黒猫にいざなわれ、ぜひその扉をノックしてみてください。僕たちの音楽がそのきっかけになれば幸いです。

「銀座黒猫物語」
7月16日(木)24時40分〜関西テレビ放送にて放送(レギュラー放送時間は毎週木曜24時25分〜)(全10話)
7月21日(火)20時26分〜TOKYO MXにて放送
7月29日(水)25時02分〜東海テレビにて放送
8月10日(月)24時59分〜青森テレビにて放送
今夏 中国bilibiliにて配信
演出:本田隆一 的場政行 二宮孝平
プロデューサー:松村尚 清家優輝
脚本:本田隆一 伊澤理絵 染井為人
制作:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント カンテレ bilibili
音楽:大下一樹 平山りな 安本健人
テーマ曲:JABBERLOOP 「銀座黒猫物語のテーマ」
出演:(第1話)吉沢悠 高陽子 鴇田蒼太郎 川口和空 増田修一朗 長谷川初範 (第2話)岡本夏美 水石亜飛夢 吉田ウーロン太 菅野久夫 牧田哲也 秋山ゆずき (第3話)大東駿介 吉谷彩子 細井学 松浦佐知子 小西桜子 柴田明良 おかやまはじめ (第4話)永尾まりや 野田美桜 瀬戸さおり 大和孔太 Naggy 山際絵礼奈 宮崎吐夢 (第5話)佐野岳 竹森千人 伊藤優衣 入江崇史 村松利史 (第6話)秋元才加 結木滉星 内倉憲二 渡辺舞 生島勇輝 (第7話)ねんど大介 森田哲矢(さらば青春の光) 東ブクロ(さらば青春の光) 佐藤貴史 伊島空 吉村卓也 篠原悠伸 梅垣義明 (第8話)矢野浩二 山本浩司 吉岡睦雄 垣雅之 桜木健一 (第9話)矢作穂香 大地 水越朝弓 松澤匠 芹澤興人 (第10話)竹財輝之助 喜多乃愛 田中美麗 栗原航大 根岸季衣
声の出演:山寺宏一

【全体ストーリー】 「地球はまあるい球のよう。ボクが遊ぶボールみたいな。だから全部つながっていて、あなたの知らない場所だって」銀座を住処とする一匹の猫。とある人が困ったり、悩んだりしていると、目の前に猫は現れる。その人が「にゃ〜」という鳴き声に誘われてついていくと、その人に合った趣のある銀座の名店へと赴かせてくる。そして始まる物語。その人の人生が少し明るくなるような…。猫を通して、お店と人をつないでいく、銀座と人の物語、今日はどんな銀座が見つかるのやら…。

【第1話ストーリー】 西野健太郎(吉沢悠)は妻の由香(高陽子)と息子の周平(鴇田蒼太郎)と銀座を歩いていた。実の父親の健夫(増田修一朗)の納骨の帰りなのだ。由香が「周平のランドセル姿を見せたかった」というと健太郎は、親父はそんなこと望んでいなかったと反論する。健太郎と健夫は、父子二人の生活だったが、うまくいっていなかったのだ。いつも冷えた唐揚げが置いてある子供のころの食卓を思い出していた健太郎。そんなとき、3人の前に一匹の黒猫が現れる…。

【第2話ストーリー】 中国人のリンユー(岡本夏美)は、銀座の雑誌社で働いている。しかし、ライターとしてうまくいかない日々が続いていた。ホームシックも相まって仕事も出来ず、さらに失敗、やる気が失われていく悪循環。中国の母親に弱みを見せることもできず、孤独感にさいなまれていた。そんな中、銀座の名店特集を任されたリンユー。取材先を探すが良いネタが見つからず、公園で休憩しているところに一匹の黒猫が現れる…。

【第3話ストーリー】 売れないシンガーソングライター竹井洋一(大東駿介)のもとに、母親の裕子(松浦佐知子)から電話がかかってきた。父親の史典(細井学)が倒れたという。洋服のボタン工場を営む父親の仕事を「ダサい」と言って喧嘩し、半ば勘当されていた洋一だったが、やむなく病院へ。しかし父親の命に別状はなく、また喧嘩をしてしまう。しかし、裕子の小遣いをだしに銀座のアパレルメーカーにボタンを届ける役目を引き受けることに…。

【第4話ストーリー】 家長マキ(永尾まりや)は才能あふれるネイリスト。今や独立して、自分の店を持っている。ある日来店した女性客の希望を無視し、自分のデザインを半ば押し付けて施術を行ってしまう。それがSNSで炎上し、店の客足が途絶える。しかし反省もせず、自分のデザインを否定され文句を言うマキ。愚痴を聞いてもらった友人のさゆり(野田美桜)にも、反省しない態度を指摘され、逆ギレしてしまう…。

【第5話ストーリー】 中堅メーカーに勤める北野良介(佐野岳)は、優秀だが社内であまりうまく立ち回れず、いつも課長(竹森千人)から嫌がらせとも思えるようなきつい仕打ちをうけていた。ある日、クライアントに提出するプレゼン資料を課長にダメ出しされ、完全にやる気をなくした北野は、公園で落ち込んでいた。そこに猫の鳴き声が聞こえ、鳴き声の方に行ってみると初老の男性が倒れていて…。

【第6話ストーリー】 阪上美恵子(秋元才加)は勤めている商社で重責を任される「できる女」。営業成績もずば抜けており、社内でも一目置かれ、その美貌も相まって「彼氏は医者だ」「アパレルの社長と銀座を歩いている」など噂を立てられるほど目立つ存在。しかし、内実は仕事に必死になって私生活はまったくダメ。男性とのお付き合いも最近ほとんどないといった有様。そんなある日、プレゼンテーションで大きなミスをした美恵子を、後輩の篠原悠人(結木滉星)が「僕の失敗です」とかばった。その後からずっと篠原が気になって仕方なくなった美恵子は…。

【第7話ストーリー】 芸人のモップ大介(ねんど大介)は、デビュー当時こそ得意の大道芸で人気があったがそれに限界を感じて芸風を変えたことで、人気に陰りが出て、仕事がなくなってしまった。ある日オーディションに落ちた大介は、廊下ですれ違った後輩で人気芸人の柏原ヒロト(森田哲也)にも気を使われ、内心穏やかではない。公園でふてくされる大介の前に、一匹の黒猫が現れる…。

【第8話ストーリー】 志崎哲也(矢野浩二)は、数年前に、大ヒットしたドラマを手掛けて脚本家として世間に認められた。しかし、最近は良い脚本を書くことができず、業界内での人気もなくなってきていた。ある日のドラマの脚本の打ち合わせでも、プロデューサーに指示された修正をしなかったことで大げんかし、「こんな仕事降りてやる」と啖呵を切ってテレビ局を後にし、公園で憂さ晴らしをしていると…。

【第9話ストーリー】 春原真衣(矢作穂香)は田舎の広島から東京に出てきて、恋に仕事に頑張るイマドキの女性。都会のセレブに憧れ、日々合コンに精を出していた。突然の残業を急いでこなし、少し遅れて到着した合コン会場の店内で、人にぶつかってこけそうになった真衣を木崎壮太(大地)が抱き留める。胸の高まりを感じた真衣の席の隣に座る木崎。二人は偶然、同じ合コンの参加者だったのだ。木崎の職業は「IT社長」で…。

【第10話ストーリー】 大川武史(竹財輝之助)は銀座で代々営む画廊を、母の登美子(根岸季衣)と経営している。しかし、武史自身には絵画に愛情は無く、あくまでビジネスとして「安く買って高く売る」ものくらいにしか思っていない。ある嵐の夜、ふと目を覚ました武史が、売却が決まっていた一枚の黒猫が書かれていた絵を見ると、なんと絵から黒猫が消えていた。翌日、画廊の庭に、一匹の黒猫がいることを見つけた武史は…。

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