フィリップ・ラショーらフランス版『シティーハンター』のチームがアッセンブルした新作アクション・コメディで、コロナ禍のフランスで公開され、見事No.1大ヒットを記録した『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』が、7月15日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

ハリウッドのアメコミヒーロー作品をリスペクトし、数々の名場面に笑いを加えエンタメに作り上げた本作。役者として夢を追い続けるセドリックは、心が折れかけていたその時、新作映画『バッドマン』の主役に抜擢される。そう、『バットマン』ではなく『バッドマン』だ。“バッドモービル”に乗り、宿敵“ピエロ”と戦うヒーロー映画。撮影初日が順調に終わろうとする中、妹から父親が倒れたという知らせが入る。焦ったセドリックは、バッドスーツのままバッドモービルに乗り病院へと急ぐが、その途中で事故に遭い気絶してしまう。そして目を覚ますと、自分の名前や過去の記憶を失っていた…。

予告編では、ヒーロー映画『バッドマン』の主演に抜擢され、ようやくスターになる切符を手にした売れない役者セドリック（フィリップ・ラショー）が、“バッドモービル”など映画のセットを家族に自慢するなど有頂天になっているときに事故に遭い記憶を失い、気が付いた時、自ら纏う衣装と乗っていた車から本物のヒーローだと勘違いしてしまう。それを知った友人や家族は必死に真実を伝えようとするが…。特報映像では、本格的なヒーローもの？と勘違いした視聴者もいたのかもしれないが、予告編に映し出されるのは、声が聞こえていないのにえらそうに忠告をしたり、飛び道具がちゃちかったりと、勘違いヒーローの滑稽な姿。さらには、あの『スパイダーマン』の名シーンが、ありえない展開に。さすがは、あの『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』のチームがアッセンブルしただけある期待を裏切らない作品に仕上がっていることを予見させる。

『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』
2022年7月15日（金）より、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国公開
監督・製作・脚本・出演：フィリップ・ラショー
製作：ジュリアン・デリス　デヴィッド・ゴーキェ
脚本：ピエール・ラショー　ジュリアン・アルッティ　ピエール・デュダン
出演：ジュリアン・アルッティ　タレク・ブダリ　エロディ・フォンタン　アリス・デュフォア　ジャン＝ユーグ・アングラード　アムール・ワケド
配給：アルバトロス・フィルム

【ストーリー】　警察署長の父親の反対を押し切り、役者として夢を追い続けているセドリック（フィリップ・ラショー）。実は心が折れかけていたその時、新作映画『バッドマン』の主役に抜擢される。そう、『バットマン』ではなく『バッドマン』だ。“バッドモービル”に乗り、宿敵“ピエロ”と戦うヒーロー映画。このチャンスを逃してはならないと、セドリックは体を鍛え上げ、武術を学び撮影に挑む。戸惑いながらも撮影初日が順調に終わろうとする中、妹から父親が倒れたという知らせが入る。焦ったセドリックは、バッドスーツのままバッドモービルに乗り病院へと急ぐが、その途中で事故に遭い気絶してしまう。そして目を覚ますと、自分の名前や過去の記憶を失っていた…。

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