「結婚したい女性と出会った」ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『リコリス・ピザ』予告編&ポスタービジュアル

ベルリン国際映画祭金熊賞(『マグノリア』)、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界三大映画祭すべてで監督賞を受賞するなど、常に世界中の映画ファンが新作を心待ちにする天才ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『リコリス・ピザ』が、7月1日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、1970年代のアメリカ、サンフェルナンド・バレーを舞台に、写真技師アシスタントのアラナと高校生ゲイリーの恋模様を描き出す。

予告編では、ポール・トーマス・アンダーソン監督に「アラナの起用は本能的なもの。そして、クーパーの才能は信じられない(くらい素晴らしい)!」と言わしめ、本作で映画デビューを果たしたアラナ・ハイムとクーパー・ホフマン演じるアラナとゲイリーが、1970年代のハリウッド近郊、サンフェルナンド・バレーで偶然出会い、すれ違い、歩み寄っていく恋模様がみずみずしく映し出される。アラナがゲイリーの家を突然訪ね、「オッパイみたい?」とワンピースを脱ぎ、「触っても?」と答えたゲイリーを平手打ちする衝撃的なシーンも。その他、バイクで爆走するショーン・ペン、バーに佇むトム・ウェイツ、そして車の窓を割り雄叫びを上げるブラッドリー・クーパー、政治家を演じたベニー・サフディなど、何をしでかすのかわからない、脇を固める強烈なキャストからも目が離せない。

ポスタービジュアルは、海外と同じイラストを使用した日本ローカライズ版。そのレトロで温かみのある色調のデザインは、50年代から70年代に流行したイラストポスターを彷彿とさせ、圧倒的な存在感を放つアラナと、胸の前に差し出した手のひらの上にちょこんと乗ったゲイリー、そして個性豊かな共演者が描かれる。本国では、そのデザイン性の高さとともに、70年代の懐かしさをも呼び起こすデザインが評判を呼び、「2021年のベストフィルムとテレビのポスター25枚」(IndieWire)、「2021年のベストフィルムポスター」(Playlist)など複数のベストポスターに選ばれ、大きな話題を呼んだ。

『リコリス・ピザ』
2022年7月1日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督・脚本・撮影:ポール・トーマス・アンダーソン
出演:アラナ・ハイム クーパー・ホフマン ショーン・ペン ブラッドリー・クーパー ベニー・サフディ
配給:ビターズ・エンド パルコ

【作品概要】 奇才ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作。舞台は1970年代のロサンゼルス、サンフェルナンド・バレー。実在の人物や出来事を背景に、写真技師アシスタントのアラナ(アラナ・ハイム)と高校生ゲイリー(クーパー・ホフマン)が偶然に出会ったことから、歩み寄りすれ違っていく恋模様を描き出す。

© 2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.