斬新な映像とアイディアで人種差別を鋭く描き、鮮烈な監督デビューを飾った『ゲット・アウト』や、前作同様に深いテーマを提唱し大ヒットを記録した『アス』を手掛けてきたジョーダン・ピール監督の3年ぶりとなる最新作『NOPE(原題)』が、邦題『NOPE/ノープ』として8月26日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
予告編は、ある平穏な田舎町ヘイワード牧場から始まる。ハリウッド唯一の黒人経営でもある牧場を営む男女。夜、広大な敷地を誇る牧場で、馬を連れて歩く男が遥か先に光り輝く物体を見つける。すると突然、悲鳴を上げた馬が光に目掛けて駆け出す。「“最悪の奇跡”って言い表せるか?」と牧場の男(ダニエル・カルーヤ)が語りかける。空を見上げ始める人々、暗がりの空に飛翔する物体、人に近い何者かとの接触、吹き上がる荒野の砂埃、そして広大な荒野を覆う巨大な影、不穏な空気に包まれる田舎町の緊迫した映像が続く。突如崩壊した自室の天井から、脱出した女性(キキ・パーマー)が、悲鳴を上げながら晴天の空に吸い込まれていく。果たして、スリラーの新旗手ジョーダン・ピール監督が描く衝撃的な“最悪の奇跡”とは何か?謎に満ち溢れた本作を解く断片的な“鍵”が散りばめられた、まさに謎が謎を呼ぶ貴重な映像に仕上がっている。
ポスタービジュアルには、「最悪な奇跡が起こる」と不安を煽るコピーとともに、星空の麓の小さな田舎町を覆い隠す巨大な雲の群れ、その下にぽっかりと浮かぶ不穏な雲に、カラフルな一本のフラッグ紐が垂れ下がる。果たしてこの町が遭遇する“最悪な奇跡”とは?本作におけるタイトルの「NOPE」の本当の意味とは…?
『NOPE/ノープ』
2022年8月26日(金) 全国公開
監督・脚本・製作:ジョーダン・ピール
製作:イアン・クーパー
出演:ダニエル・カルーヤ キキ・パーマー スティーヴン・ユァン マイケル・ウィンコット ブランドン・ペレア
配給:東宝東和
【作品概要】 『ゲット・アウト』、『アス』のジョーダン・ピール監督の3年ぶりとなる最新作。田舎町の牧場を舞台に、衝撃的な“最悪の奇跡”が描かれる。
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