『哭声/コクソン』のナ・ホンジンが原案・プロデュース!祈祷師一族の因果を廻り恐怖が襲来『女神の継承』7月公開!

『チェイサー』、『哭声/コクソン』でその名を轟かせた、韓国映画界が誇る気鋭ナ・ホンジンが原案・プロデュースした『THE MEDIUM(英題)』が、邦題『女神の継承』として7月29日より公開されることが決定した。併せて、ティザービジュアルがお披露目となった。

本作は、カンヌ国際映画祭に出品され、世界中の度肝を抜いた『哭声/コクソン』の続編として、ファン・ジョンミン(『ただ悪より救いたまえ』、『ベテラン』)が怪演した祈祷師・イルグァンの物語をナ・ホンジンが思いついたことから、企画がスタート。その構想はタイの祈祷師をモチーフに、本作へと受け継がれ、『哭声/コクソン』のアナザー・バージョンとも言える衝撃作が完成した。タイ東北部イサーン地方を舞台にした本作は、深い森や神秘的な洞窟、エキゾチックな儀式を余すところなくカメラに収め、観る者を社会の常識が通用しない戦慄の秘境へと招き入れていく…。

ナ・ホンジンが、プロデューサーとして監督に抜擢したのは、タイ出身監督バンジョン・ピサンタナクーン。ハリウッドリメイクされた『心霊写真』、タイでは『アナと雪の女王』を超え、異例の1000万人を超える動員となり、タイ歴代興行収入第1位をたたき出した『愛しのゴースト』と、アジア屈指のヒットメーカーがタッグを組んだ。本作がプレミア上映された2021年プチョン国際ファンタスティック映画祭では、わずか“26秒”でオンラインチケットが即完売。同映画祭では、最優秀長編映画賞を受賞した。またその後も、ホラー作品にも関わらず、米アカデミー賞国際長編映画賞タイ代表に選出され、韓国劇場公開では、青少年観覧不可(映倫区分R18+相応)でありながら、マーベル・スタジオ『ブラック・ウィドウ』を抑え、興行収入初登場第1位を記録した。

ティザービジュアルには、「祈りの先に 救いはあるのか。」というコピーとともに、呪詛が記された布を被る奇妙なシルエットが収められる。

『女神の継承』
2022年7月29日(金)より、シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋、UPLINK吉祥寺ほか、2022年8月12日(金)より、丸の内ピカデリーほか全国順次公開
監督:バンジョン・ピサンタナクーン
原案・プロデュース:ナ・ホンジン
出演:サワニー・ウトーンマ ナリルヤ・グルモンコルペチ シラニ・ヤンキッティカン
配給:シンカ

【ストーリー】 小さな村で暮らす若く美しい女性ミンが、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返す。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。もしやミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないか…。やがてニムはミンを救うために祈祷を行うが、彼女に取り憑いている何者かの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大な存在だった…。

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