アンセル・エルゴート「渡辺謙さんはレジェンド」、山下智久は笑顔で自虐!「クソホスト役」

数々の名作ドラマを生み出し続けるWOWOWとHBO maxが共同制作し、総製作費88億円で贈る超大作ドラマシリーズで、アンセル・エルゴートが主演、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、山下智久ら豪華日本人キャストが共演する「TOKYO VICE」が、4月7日よりWOWOWオンデマンドと米HBO Maxにて同時配信、4月24日よりWOWOWにて独占放送される。このほど、4月6日に八芳園にて本作の記者会見が行われ、キャストのアンセル・エルゴート、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久が出席した。

本作の主演でアメリカ人青年ジェイク役のアンセル。日本人キャストとの共演について聞かれると、「とっても良かったです。渡辺謙さんはレジェンド。一緒に仕事ができてとても光栄です。私が初めて映画で謙さんを見たのは『インセプション』です。『硫黄島からの手紙』は感動的でした」と、流暢な日本語で話し始めたが、照れる渡辺が「この作品の話をしろよ(笑)」と話を遮った。しかし、アンセルは構わず「『明日の記憶』も…」と付け足すと、その仲睦まじいやり取りに会場が大爆笑。続けてアンセルは「謙さんの演技は、どの作品もいつも素晴らしい。だから一緒に仕事ができてとても光栄です」と褒めちぎていた。

伊藤とは「とってもウマがあった」というアンセル。新年には伊藤の故郷にも招いてもらったそうで、「英明さんとは、文字通り裸の付き合いをしました。毎日温泉に入って、お母さんの手料理をごちそうになりました。初詣にも行って、たくさんのいい思い出ができた」と、伊藤とのプライベートなエピソードを語っていた。

カリスマホスト・アキラ役の山下は、「カリスマホストというか…、クソホスト役」と自虐の苦笑い。しかし、「まさか自分がこの役をいただけると思っていなかったので、本当に夢が叶った作品」と、本作の出演に対する喜びを笑顔で明かしていた。

「TOKYO VICE」
2022年4月7日(木)より、WOWOWオンデマンド(第1話のみ)、米HBO Max(第1話〜第3話)にて同時配信
2022年4月24日(日)より、WOWOWにて独占放送スタート
監督:マイケル・マン HIKARI ジョセフ・クボタ・ラディカ アラン・プール
出演:アンセル・エルゴート 渡辺謙 菊地凛子 伊藤英明 笠松将 山下智久 菅田俊 谷田歩 萩原聖人 豊原功補 伊藤歩 渡辺真起子 板谷由夏 松田美由紀

【ストーリー】 東京の大学を卒業したアメリカ人青年ジェイク(アンセル・エルゴート)は、故郷に戻ることを勧める両親に反し、難関な試験を突破して日本の大手新聞社に就職する。警察担当記者となったジェイクは特ダネを追いかけるうちに、ヤクザ絡みの事件を手練で解決する刑事・片桐(渡辺謙)と出会う。新聞記者として危険な闇社会へと入り込んでいくジェイクに片桐は忠告する。「この世界は、一度開いた扉は閉じるのが難しい」。秘密を抱えながら男社会を渡り歩く女性記者・詠美(菊地凛子)、風俗街で暗躍する刑事・宮本(伊藤英明)、ジェイクと意気投合する若きヤクザのリーダー・佐藤(笠松将)、謎めいたカリスマホスト・アキラ(山下智久)。夢や希望ものみ込まれる東京のアンダーグラウンドで、生き残れるのは誰か。そしてジェイクは、新興ヤクザ勢力の危険すぎるネタをつかもうとしていた…。