義足の日本人男性がフィリピンでプロボクサーを目指す感動の実話『義足のボクサー GENSAN PUNCH』6月公開!

2021年東京国際映画祭ガラ・セレクション部門に正式出品され、同年の釜山国際映画祭アジア映画の窓部門でキム・ジソク賞を受賞した、ブリランテ・メンドーサが監督、尚玄が主演を務めるヒューマンドラマ『義足のボクサー GENSAN PUNCH』が、5月27日より沖縄、6月3日よりTOHOシネマズ 日比谷にて先行公開、6月10日より全国公開されることが決定した。

本作は、義足のために日本でのプロボクシングライセンスが取得できず、フィリピンに渡りプロボクサーを目指した実在のボクサーをモデルに、夢をあきらめない若者を描く感動の物語。

監督は、『キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-』で第62回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞、『ローサは密告された』など不条理な社会でもがきながら懸命に生きる人々を撮り続けてきたフィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサ。主演は、沖縄出身で国際的俳優として活躍する尚玄が務める。尚玄は本作でプロデューサーのひとりに名を連ね、ストイックなボクサー体型を見事に作り上げた。そのほか、息子を見守る母役に南果歩、コーチのルディ役にベテラン俳優ロニー・ラザロ、尚生を見守るメリッサ役にビューティー・ゴンザレスが扮する。

『義足のボクサー GENSAN PUNCH』
2022年5月27日(金)より沖縄、2022年6月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷にて先行公開
2022年6月10日(金) 全国公開
監督:ブリランテ・メンドーサ
プロデューサー:山下貴裕 クリスマ・マクラン・ファジャード 尚玄
出演:尚玄 ロニー・ラザロ ビューティー・ゴンザレス 南果歩
配給:彩プロ

【ストーリー】 沖縄で母親と二人で暮らす津山尚生(尚玄)は、プロボクサーを目指している。ひとつだけ人と違うのは、幼少期に右膝下を失った義足のボクサーであること。日本ではプロライセンスが取得できない。夢をあきらめきれない尚生はプロになるべくフィリピンへ渡ることを決意する。そこではプロを目指すボクサーたちの大会で3戦全勝すればプロライセンスを取得でき、さらに義足の尚生も毎試合前にメディカルチェックを受ければ同じ条件で挑戦できるのだ。トレーナーのルディとともに、異なる価値観と習慣の中で、日本では道を閉ざされた義足のボクサーが、フィリピンで夢への第一歩を踏み出す。

©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会