中島健人「ギリギリのやつとラーメン行くよ」、ジャニー喜多川との思い出を明かす!

2017年に発売され泣ける恋愛小説として話題となり、さらにTikTokで人気に火がつき発行部数70万部を突破した、宇山佳佑による大ヒット恋愛小説を、主演にSexy Zoneの中島健人、共演に松本穂香を迎えて映像化するNetflix映画『桜のような僕の恋人』が、3月24日より配信される。このほど、3月23日にザ・リッツ・カールトン東京にて本作のプレミアイベントが行われ、キャストの中島健人、松本穂香、そして深川栄洋監督が登壇した。

本作の主題歌は、Mr.Childrenによる書き下ろし楽曲「永遠」。中島は撮影時に楽曲を聞かせてもらったそうで、「本当に感動して涙した」という。しかし「涙した姿をプロデューサーに見られたくなくて、花粉症です」と嘘をついていたことを明かしつつも「Mr.Childrenさんの大ファンですし、自分の出演している映画をミスチルさんが彩ってしまえば、こんなに贅沢なことはない。一生の宝ものにしたい」と興奮した様子で語った。

試写で本作を観たという松本も「エンドロールで泣いてはいたんですけど、曲が流れたらより泣けた」そうで、「曲名を知らなかったんですけど、エンドロールに『永遠』という曲名が見えたときに、うああ〜と思って(笑)」より感動したという。さらに、「この曲に『永遠』とつける桜井(和寿)さんは、本当に素敵な方なんだなと。感謝の気持でいっぱい」と現在の心境を語っていた。

劇中の「僕は春が来ると君のことを思い出す」というセリフにちなみ、“春が来ると思い出すこと”について聞かれた中島は、「ジャニーズのオーディションの時を思い出しますね」としみじみ。「オーディション当日、ギリギリだったんですよ。その日は300人ぐらいのオーディションだったんですけど、299番までナンバープレートがなくなって、最後の300番だった」。そこで、ジャニーズ事務所の元社長、故・ジャニー喜多川さんから「YOU!遅いよ!」と言われ、その後に「ギリギリのやつとラーメン行くよ」と言われたそうで、「そういう覚えられ方もある。そのエピソードを思い出しますね」と懐かしそうにジャニーさんとの思い出を振り返っていた。

Netflix映画『桜のような僕の恋人』
2022年3月24日(木)より、Netflixにて全世界同時配信
監督:深川栄洋
原作:宇山佳佑「桜のような僕の恋人」
脚本:吉田智子
主題歌:Mr.Children「永遠」
出演:中島健人 松本穂香 永山絢斗 桜井ユキ 栁俊太郎 若月佑美 要潤 眞島秀和 モロ師岡 及川光博

【ストーリー】 美容師の美咲(松本穂香)に恋をした晴人(中島健人)は、勇気を出して彼女をデートに誘う。目標に向かって頑張る美咲にふさわしい人間になるべく、諦めかけていたカメラマンへの夢を叶えるため再びカメラと向き合うことを決意する。しかし、美咲は「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症する。好きな人と同じ速度で歳月を重ねることができない、という現実を前に晴人と美咲が出した“二人の歩み方”とは…。