小松菜奈「すごすぎます。言葉で言い表せない。超贅沢な時間」野田洋次郎の弾き語りに感動!

小坂流加による“涙より切ない”ベストセラー恋愛小説を、藤井道人監督が小松菜奈と坂口健太郎のダブル主演で映画化する『余命10年』が、3月4日より公開中。このほど、3月17日に丸の内ピカデリー2にて大ヒット御礼舞台挨拶が実施され、キャストの小松菜奈、坂口健太郎、そして主題歌を担当したRADWIMPSの野田洋次郎が登壇した。

本作の大ヒットを受け、小松は「大ヒットなんて、こんなにうれしいことはない」とし、坂口も「『この作品を観て、潤いを与えてくれた』という人がいて、それだけでやった意味があった」と、感慨深い表情。音楽を担当した野田は、「僕自身がこれだけ周りの人に『観てよ』と伝えたのは初めて。音楽をやった、やってないに関わらず、この作品は出会わないよりも出会ったほうが何倍も豊かな日々になる」と熱弁した。

イベントでは、楽曲を手掛けた野田が、主題歌「うるうびと」をピアノで弾き語りする場面も。圧巻の演奏が終わり、感想を聞かれた小松は「すごすぎます。言葉で言い表せない。超贅沢な時間…」と感動しきりで、「こんなに素晴らしい曲で、映画に命を吹き込んでくれて、本当にありがとうございます」と野田に感謝した。

「手が震えた」という野田は、「人の前で歌うのが初めてだったので。2人の前で、そして映画を観てくださった皆さんの前で、初めて演奏できて、すごく幸せでした」と、清々しい表情を浮かべていた。

『余命10年』
2022年3月4日(金) 全国公開
監督:藤井道人
原作:小坂流加「余命10年」
脚本:岡田惠和 渡邉真子
音楽:RADWIMPS
主題歌:RADWIMPS「うるうびと」
出演:小松菜奈 坂口健太郎 山田裕貴 奈緒 井口理(King Gnu) 黒木華 田中哲司 リリー・フランキー 原日出子 松重豊
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉(小松菜奈)。生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人(坂口健太郎)。同窓会で再会した二人は惹かれあい、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す。思い出の数だけ失われていく時間…彼らが最後に選んだ道とは?

©2022 映画「余命10年」製作委員会