安田顕「俺はもう知ったこっちゃないんだよ」代行ドライバー二人の過去が交差『ハザードランプ』予告編&ポスタービジュアル

『誘拐ラプソディー』、『捨てがたき人々』などで注目を浴び、俳優としても活躍を続ける榊英雄監督が、『アリーキャット』の脚本家・清水匡と再びタッグを組み、安田顕主演、山田裕貴共演でオール福井ロケを敢行した映画『ハザードランプ』が、4月15日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

地方都市で代行ドライバーとして働く須貝。ある満月の夜に、新人ドライバー刈谷とタッグを組むことに。「満月の夜には何かが起こる。実際に、女子中学生が誘拐されたのも、満月の夜だった!」。そんな同僚の言葉を背に仕事に向かう二人だったが、様々な酔客の相手をするうちに、思いもよらず過去が交錯していく…。

予告編では、社⻑の命によって初めてタッグを組むことになった、ベテラン代行ドライバーの須貝(安田顕)と新人ドライバーの刈谷(山田裕貴)が、「満月の週末は絶対酷いことが起こる!」と騒ぐスタッフを横目に仕事に出かけるが、その業務中、刈谷が須貝の静止を無視し、突然追突事故スレスレの危険な運転を自らの意思で引き起こしてしまう。須貝は社長に「なんですか、刈谷ってやつ!」と口にするも、「刈谷から言い出したんだよ、お前と組みたいって」と言われる。初対面のはずの刈谷がなぜ、須貝を指名してきたのか?その暴走事件をきっかけに“初対面だったはずの二人”の思いも寄らない過去が交差し始める。「3年前の事件のこと、調べました」「あなたは命を狙われています」と須貝に告げる、突如現れた謎の女。そして、少しずつ明かされる彼の死んだ恋人についての想いと後悔、刈谷との衝突と涙。それまで、ただ生きていた彼の人生がこの夜をきっかけに少しずつ動き出していく。“刈谷”とは一体何者なのか?夜が明ける時、二人が目にする景色とは?

ポスタービジュアルには、本作で重要なキーとなる“代行タクシー”の前で、しっかりと前を見据えながら佇む須貝と刈谷の姿が収められる。「満月の夜には、何かが起こる」というキャッチコピーをそのまま投影したかのように、人生にハザードランプが点った、二人の男の濃密な一夜の物語を写し出すようなビジュアルに仕上がった。

『ハザードランプ』
2022年4月15日(金) 全国公開
監督:榊英雄
脚本:清水匡
音楽:和(IZUMI)
出演:安田顕 山田裕貴 松本若菜 中村中 阿部純子 山野海 佐々木春香 ミスターちん 辻凪子 溝口琢矢 永島聖羅 遠藤雄弥 真魚 丸本凛 森岡豊 長岩健人 大和田伸也 津田寛治 六平直政 金田明夫 石倉三郎
配給:東映ビデオ

【ストーリー】 とある地方都市。須貝(安田顕)は運転代行ドライバーとしてひっそりと暮らしていた。しかし、満月の夜に、その小さな町で女子中学生の連れ去り事件が発生。犯人が捕まらないまま迎えた次の満月の夜、新人の刈谷(山田裕貴)が入社し須貝とタッグを組むことに。「満月の夜には何かが起こる」。そう嘯く同僚の言葉を背に車に乗り込む二人だったが、一癖も二癖もある乗客たちを相手にするうち、お互いの過去が交錯していき…。初対面の須貝と刈谷、二人の過去にはいったい何があったのか?

©2022「ハザードランプ」製作委員会