『かもめ食堂』『めがね』でその自然体な演技に女性たちから絶大な支持を得てきた小林聡美を主演に迎え、『愛を乞うひと』で人間の愛憎を真っ向から描いた平山秀幸監督が描く大人のおとぎ話『ツユクサ』が、2022年ゴールデンウィークに公開されることが決定した。併せて、場面写真がお披露目となった。
隕石が人間に当たる確率は1億分の1。本作は、そのありえない出来事に遭遇した主人公・五十嵐芙美に訪れる小さな奇跡の物語をさわやかに描き切る。今日を、明るく、元気に、つつましく生きる人たちに贈る、ありふれた日常から明日への「希望」を見つける大人のおとぎ話のような物語。
主演は『かもめ食堂』『めがね』などで知られる小林聡美。また、ベテラン俳優・松重豊が物語のキーパーソン的な役柄で出演する。
場面写真には、緑あふれる小さな町の漁港で、晴れ晴れとした表情で大きく両手を開いてジャンプする芙美(小林聡美)の姿が収められる。懸命に生きる彼女の今、そして年齢に関係なく明日の幸せに向かって一歩を踏み出そうとする芙美の姿からは、誰しも勇気付けられることだろう。
■平山秀幸(監督) コメント
とにかく明るい物語を作りたいと、その想いでこの作品を作りました。『ツユクサ』は、日本の田舎のどこにでもある物語。観て頂くそれぞれの方に、自由に映画の世界を感じて頂きたいと思います。ゆっくりと、是非劇場で、ご覧ください。
『ツユクサ』
2022年GW 全国公開
監督:平山秀幸
出演:小林聡美 斎藤汰鷹 松重豊
配給:東京テアトル
【ストーリー】 芙美(小林聡美)は、港のある小さな町で気の良い仲間たちとおひとり様ながらも健やかな日々を送っていた。しかしある夜、どういうわけか車の運転中に隕石にぶつかるというありえない出来事に遭遇する。その日を境に、芙美はうんと歳の離れた小さな親友・航平(斎藤汰鷹)とのたわいもない時間や、この田舎町に越してきた気になる男性・篠田吾郎(松重豊)との運命的な出会いを通じ、生きていく中でのささやかな幸せを見つけていく。
©2022「ツユクサ」製作委員会