カツセマサヒコのデビュー作にして大ヒットを記録した同名青春恋愛小説を、松本花奈監督が北村匠海主演、黒島結菜共演で映画化し、12月31日より公開される『明け方の若者たち』。その主人公“僕（北村匠海）”が一目惚れする“彼女”の知られざる“秘密”を、黒島結菜主演、若葉竜也共演で描いたアナザーストーリー「ある夜、彼女は明け方を想う」が、2022年1月8日よりAmazon Prime Videoにて配信されることが決定した。併せて、予告編がお披露目となった。

『明け方の若者たち』は、大都会・東京に生きる若者が突然出会った人生最大の恋と、何者にもなれないまま大人になっていくことへの葛藤を描いた青春劇。そしてそのアナザーストーリー「ある夜、彼女は明け方を想う」は、原作でも映画でも描かれることのなかった“彼女”のある物語について、『明け方の若者たち』の映画化を記念して、原作者カツセマサヒコが実は原作発売時から書きためていた幻の作品を映像化。“彼女”自身のバックストーリーが描かれる貴重な作品となった。スタッフは松本花奈監督以下、本編チームが引き続いて担当。物語のキーパーソンとして若葉竜也が出演する。

予告編は、「月が綺麗な夜、私たちが繋がってしまわなければ…」と“彼女（黒島結菜）”の意味深なナレーションからはじまり、男性（若葉竜也）と仲睦まじい様子の“彼女”の姿を映し出す。一体、彼女が想う“明け方”とその意味とは？

■黒島結菜（彼女役） コメント
映画の撮影前に、彼女を描いた幻の一章があるので読みますか？と言われ読んだこの物語は、想像以上に辛く落ち込みましたが、彼女の弱さと強さを感じました。同じスタッフの皆さんとの撮影だったので、安心して現場にいられました。また違った彼女が見られると思います。映画と一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。

■若葉竜也（男性役） コメント
映画版『明け方の若者たち』を撮り終わった直後の黒島結菜さん、監督、スタッフの中に飛び込んだので、皆さんの温度を感じ取りながらやりました。原作にはない物語です。ぜひ楽しんでください。

『明け方の若者たち』
12月31日（金） 全国ロードショー
監督：松本花奈
原作：カツセマサヒコ「明け方の若者たち」
脚本：小寺和久
主題歌：マカロニえんぴつ「ハッピーエンドへの期待は」
出演：北村匠海　黒島結菜　井上祐貴　山中崇　楽駆　菅原健　高橋春織　三島ゆたか　岩本淳　境浩一朗　永島聖羅　木崎絹子　寺田ムロラン　田原イサヲ　わちみなみ　新田さちか　宮島はるか　佐津川愛美　高橋ひとみ　濱田マリ
配給：パルコ

【ストーリー】　「私と飲んだ方が、楽しいかもよ？笑」その16文字から始まった、沼のような5年間。明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った“彼女（黒島結菜）”に、一瞬で恋をした。下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり…。世界が“彼女”で満たされる一方で、社会人になった“僕（北村匠海）”は、「こんなハズじゃなかった人生」に打ちのめされていく。息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現在。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。でも、僕はわかっていた。いつか、この時間に終わりが来ることを…。

「ある夜、彼女は明け方を想う」
2022年1月8日（土）より、Amazon Prime Videoにて配信
監督：松本花奈
出演：黒島結菜　若葉竜也

©カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会