林遣都「マイナスのイメージが…」、小松菜奈に意外な一面をバラされて苦笑い!

10~20代をはじめとする若者を中心に絶大な支持を得る作家・三秋縋のヒット作を、林遣都と小松菜奈のダブル主演で映画化する『恋する寄生虫』が、11月12日より公開中。このほど、11月13日に新宿バルト9で公開記念舞台挨拶が行われ、キャストの林遣都、小松菜奈、井浦新、石橋凌、柿本ケンサク監督が登壇した。

本作で3日間しか林との撮影がなかったという井浦。「遣都くんとコミュニケーションをとるチャンスは数えられる中で、さあ、どうしようかと。とにかく遣都くんの笑顔が見たいなと思いながら、ずっとお芝居をしていた」という。そんな時、車の中で二人っきりのシーンの撮影があり、話すチャンスだと思ったそうだが「お芝居の会話以外、まっく会話がなかった」ことを告白。井浦は積極的に話しかけたそうだが、林からは「はい、そうですね…。はい」という受け答えしかもらえなかったそうで、「まったく崩せず。遣都くんの壁、ぶ厚いな…」と、苦笑いで撮影を振り返った。

これに林は「新さんは、自分がお仕事を始めた頃から役者さんで、自分のシーンではないところでも現場に来てくださるような、やばい役作りの役者さんというイメージがありまして…(笑)。だから今だに緊張はありますね」と説明。「でも最近、登山に興味があるので、教えて下さい(笑)」と井浦の趣味について言及し、会場から笑いが起こっていた。

小松は、林の意外な一面について「本を読みそうで読まない」と指摘。取材でどんな本を読むか?という質問があったそうで、「私も読まないので、絞り出すんですけど、遣都さんも同じタイプの人で。すごい安心した」という。しかし、林のお気に入の一冊が“ぶ厚い本”だったそうで、「『読んだんですね?』って聞いたら、『途中で眠くなっちゃうんだよねー』」と明かされたそうで、「すごい意外な部分だった(笑)」と笑顔。恥ずかしい一面をバレされた林は「マイナスのイメージが…」と苦笑いを浮かべていた。

『恋する寄生虫』
11月12日(火) 全国公開
監督:柿本ケンサク
原案:三秋縋「恋する寄生虫」
脚本:山室有紀子
主題歌:Awich「Parasite in Love」
出演:林遣都 小松菜奈 井浦新 石橋凌
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 極度の潔癖症で人と関わることができずに生きてきた青年・高坂賢吾(林遣都)。ある日、見知らぬ男から視線恐怖症で不登校の高校生・佐薙ひじり(小松菜奈)と友だちになって面倒をみてほしい、という奇妙な依頼を受ける。露悪的な態度をとる佐薙に辟易していた高坂だったが、それが自分の弱さを隠すためだと気付き共感を抱くようになる。世界の終わりを願っていたはずの孤独な二人はやがて惹かれ合い、恋に落ちていくが…。

©2021「恋する寄生虫」製作委員会