山田杏奈、作間龍斗、芋生悠がラブホテルで一夜を過ごす!歪な三角関係の行方は?『ひらいて』新場面写真

芥川賞作家・綿矢りさが高校生による禁断の三角関係を描いた小説を、山田杏奈主演、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠共演で映画化する『ひらいて』が、本日10月22日に公開初日を迎えた。このほど、愛(山田杏奈)、たとえ(作間龍斗)、美雪(芋生悠)がラブホテルに集結したシーンの新場面写真がお披露目となった。

学校でも優等生でビジュアルも良く人気者の「愛」。恐れを知らない彼女の熱い恋心は、彼の「恋人」にまで向けられ、物語は三角関係だけにとどまらない方向へと進んでいく…。本作は、エキセントリックでありながらも切実な純愛を描き、いかなる恋愛映画も及ばなかった境地に行き着く。

愛(山田杏奈)、たとえ(作間龍斗)、美雪(芋生悠)の3人は、たとえが大学へ進学することに反対し攻撃的なたとえの父から逃げ、激しい雨の降る中ラブホテルに行き着く。雨でずぶ濡れになった3人。たとえと美雪は手を取り合って寄り添っているのに対し、愛はそんな二人を少し離れたところからただじっと見つめている。それまでは、愛とたとえ、もしくは愛と美雪のシーンが多く、間接的に歪な三角関係がねじれていく本作だが、ここではついに恋人同士のたとえと美雪、そんなたとえをずっと思っていた愛、密かに愛と友情以上の関係を持つ美雪の3人が会する。緊張感漂うシーンに注目だ。

『ひらいて』
10月22日(金)より、全国公開中
監督・脚本・編集:首藤凜
原作・綿矢りさ「ひらいて」
音楽:岩代太郎
主題歌:大森靖子「ひらいて」
出演:山田杏奈 作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 芋生悠 山本浩司 河井青葉 木下あかり 板谷由夏 田中美佐子 萩原聖人
配給:ショウゲート

【ストーリー】 高校3年生の愛(山田杏奈)は、成績優秀、明るくて校内では人気者。そんな彼女は、同じクラスの“たとえ”(作間龍斗)にずっと片思いをしている。彼はクラスでも目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの男子。だが寡黙さの中にある聡明さと、どことなく謎めいた影を持つたとえに、愛はずっと惹かれていた。自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた。しかし、彼が学校で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまった事で事態は一変する。「たとえに、恋人がいるのではないか…」その疑惑がぬぐいきれず、愛はある夜、悪友たちと学校に忍び込み、その手紙を盗んでしまう。手紙の差出人は、糖尿病の持病を抱える地味な少女・美雪(芋生悠)。その時、愛は、初めてふたりが密かに付き合っていることを知るのだった。それが病気がちで目立たない美雪だとわかった時、いいようのない悔しさと心が張り裂けそうな想いが彼女を動かした。「もう、爆発しそう…」愛は美雪に近づいていく。誰も、想像しなかったカタチで…。

©綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会