「イカゲーム」イ・ジョンジェ「お前に関係ある奴は全員殺す」ファン・ジョンミンと対決!『ただ悪より救いたまえ』予告編&ポスタービジュアル

韓国ノワールの傑作と語り継がれる『新しき世界』のコンビ、ファン・ジョンミンとイ・ジョンジェが7年ぶりに共演するノワール・アクション『ただ悪より救いたまえ』が、12月24日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本編の80%以上を日本やタイなど海外で撮影し、韓国ノワールとしてかつてないほどの規模で製作された本作。暴走する暗殺者と凶暴な殺し屋の壮大な抗争を描く。

予告編は、血が流れ不穏な雰囲気の中、暗殺者インナム(ファン・ジョンミン)が最後のミッションで日本のヤクザ、コレエダ(豊原功補)を追い込むシーンから始まる。部下が次々とやられ、「俺を取れんのかい!」と勇み立つコレエダだが、インナムはいつも通り静かに任務を遂行する。最後の任務を終え引退して余生を過ごそうと考えていたところ、兄を殺されたレイ(イ・ジョンジェ)が敵を取るため血眼になっていると告げられる。インナムを探し出すため関わった人間は全て無慈悲に殺していくレイ。その狂気は氷で返り血を拭う荒技からも伝わってくる。そして、とうとう二人が出会い、凄絶なアクションバトルが幕を開ける。互角の戦いを繰り広げるが、金網越しに刃物を突き付ける姿は「何としてもインナムを殺す」というレイの欲望を強く感じる。「ここまでやる必要はないだろ」という言葉通り、バンコクの街中で激しい銃撃戦、爆破が次々と披露され、“これ以上追って来たら必ず殺す”インナムと、“お前に関係ある奴は全員殺す”レイの対決はクライマックスを迎える。また、韓国映画に初出演し、「冒頭からすぐに物語が走り始めますが、後半のアクション畳み掛けには驚かされました。凄いの一言です」と本作の見どころを語る豊原功補のナレーションにも注目だ。

ポスタービジュアルには、インナムとレイの姿が収められる。レイの目線はインナムに向いており、レイの執念深さがひしひしと伝わってくる。また、二人の間には「殺し合う理由。そんなものは忘れた―」という言葉が添えられ、互いに手段であった暴力が目的へと変わってしまうことを予感させる。

併せて、本作のムビチケカード(前売り券)が、10月8日より一部劇場にて発売されることが発表された。購入特典は、本国版キャラクターポスターがプリントされたステッカー。価格は1,500円(税込)。

『ただ悪より救いたまえ』
12月24日(金)より、シネマート新宿、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国公開
監督・脚本:ホン・ウォンチャン
出演:ファン・ジョンミン イ・ジョンジェ パク・ジョンミン 白竜 豊原功補
配給:ツイン

【ストーリー】 腕利きの暗殺者インナム(ファン・ジョンミン)は、引退前の最後のミッションで日本のヤクザ、コレエダ(豊原功補)を殺す。コレエダは冷酷無比な殺し屋レイ(イ・ジョンジェ)の義兄弟だった。レイは復讐のため、どこまでもインナムを追いかけ、関わった人間を次々と手にかけていく。一方、インナムの元恋人はインナムと別れた後ひそかに娘を生み、タイで暮らしていたが、娘が誘拐され元恋人も殺されてしまう。インナムは、初めてその存在を知った娘を救うためタイに向かい、誘拐に関わったもの達を拷問し居場所を探す。レイもまたインナムを追ってタイにやってくる。タイの犯罪組織や警察まで巻き込み壮大な抗争へと発展していく、暴走する暗殺者と狂暴な殺し屋の運命の対決の結末やいかに!?

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