三浦透子「美人だったら私の歌も皆に聞いてもらえるの?」13人の若者たちの生き方が連鎖『スパゲティコード・ラブ』予告編&ポスタービジュアル

MONDO GROSSO feat.満島ひかりの「ラビリンス」のMVで「MTV VMA2017」Best Dance Videoを受賞、数々のトップアーティストのMVや、ナショナルブランドの広告を数多く手掛ける丸山健志の初長編映画『スパゲティコード・ラブ』の公開日が11月26日に決定し、併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、13人の若者たちの生き方が複雑に連鎖していく(スパゲティコード:解読困難なほど複雑に絡み合ったプログラミングコードを指す)様を、エモーショナルで、常識に縛られないスタイリッシュな映像で綴る青春群像劇。

大好きなアイドルへの想いを断ち切ろうと配達件数1000回を目指しひた走るフードデリバリー配達員の羽田天(倉悠貴)。全く芽が出ずシンガーソングライターの夢を諦めようとする桜庭心(三浦透子)。定住しないノマド生活を送る大森慎吾(清水尋也)。天才と称され、プレッシャーと周囲との距離に苦しむ広告クリエイターの黒須凛(八木莉可子)。隣人の会話を盗み聞きする引きこもりの目黒梅子(ゆりやんレトリィバァ)。恋人に尽くすことだけが生きがいのカフェ店員・剣持雫(土村芳)など、東京でもがく13人の若者たちのドラマは、複雑に絡み合い、やがて思いもよらぬエンディングへと辿り着く。

予告編では、歌手としても活躍する三浦透子が歌う主題歌「Never」など、劇中で使用される音楽が彼らのドラマを彩る。映像最後には「最後に訪れる奇跡が 今を生きる、独りぼっちのあなたに きっとつながる」というメッセージも。本作がまさに“いま”を生きる人々を肯定する物語であることがうかがえる。

『スパゲティコード・ラブ』
11月26日(金)より、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開
監督:丸山健志
脚本:蛭田直美
主題歌:三浦透子「Never」
出演:倉悠貴 三浦透子 清水尋也 八木莉可子 古畑新之 青木柚 xiangyu 香川沙耶 上大迫祐希 三谷麟太郎 佐藤睦 ゆりやんレトリィバァ 土村芳
配給:ハピネットファントム・スタジオ

【ストーリー】 フードデリバリー配達員の羽田天(倉悠貴)は、大好きなアイドルへの想いに区切りをつけるため、1000回配達を目指し走っている。シンガーソングライターの夢を諦めた桜庭心(三浦透子)は苦手な友達とダラダラと過ごしている。大森慎吾(清水尋也)はFacebooの友達が5000人を超えるが、本当の友達はいない。広告クリエイターの黒須凛(八木莉可子)は天才と称されるプレッシャーと周囲との距離に苦しんでいる。コミュ力だけで渡ってきたカメラマンの日室翼(古畑新之)は、越えられない壁を自覚している。高校生の赤羽圭(青木柚)と彼が片思いをしている千葉桜(xiangyu)は噛み合わない会話を続けている。モデルの綾瀬夏美(香川紗耶)は、実は仕事よりパパ活の方が忙しくなってきた。不登校の高校生・小川花(上大迫祐希)はインスタで嘘のリア充投稿に明け暮れている。中学生の宍戸一樹(三谷麟太郎)は毎日コンビニのイートインで時間をつぶしている。失恋のショックで引きこもりになった渋谷桃子(佐藤睦)は、復縁を願い電話占いにハマっている。桃子の隣人で同じく引きこもりの目黒梅子(ゆりやんレトリィバァ)は、隣から聞こえる桃子の独り言を聞いている。カフェで働く剣持雫(土村芳)は妻子持ちの男との不倫だけが生きがいだ。現在を生きるリアルな登場人物たちが愛を模索し東京を彷徨う。恋人同士、元カレ・元カノ、すれ違った他人…彼女たちの行動が複雑に連鎖し、思いもよらぬエンディングに向かっていく。

©『スパゲティコード・ラブ』製作委員会