森山未來「小説書けてたらこんなとこいねえよ…」46歳の男が二度と戻らない“あの頃”を回顧『ボクたちはみんな大人になれなかった』本予告編

2016年に初版発行されて以来、世代を超えて共感の声が広まり続ける、作家・燃え殻による同名デビュー作を、森山未來主演で映画化するNetflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』が、11月5日より公開・配信される。このほど、本作の本予告編がお披露目となった。

1995年、ボクは彼女と出会い、生まれて初めて頑張りたいと思った。「君は大丈夫だよ。おもしろいもん」。初めて出来た彼女の言葉に支えられがむしゃらに働いた日々。1999年、ノストラダムスの大予言に反して地球は滅亡せず、唯一の心の支えだった彼女はさよならも言わずに去っていった…。志した小説家にはなれず、ズルズルとテレビ業界の片隅で働き続けたボクにも、時間だけは等しく過ぎて行った。そして2020年。社会と折り合いをつけながら生きてきた46歳のボクは、いくつかのほろ苦い再会をきっかけに、二度と戻らない“あの頃”を思い出す…。

本予告編は、文通のやり取りを経て佐藤(森山未來)とかおり(伊藤沙莉)が初めて出会った、原宿のカフェの映像から始まる。出会いは1995年。90年代カルチャーの中心街だった原宿で交わす慣れない会話。「おもしろいと思う」と言ってくれたかおりを見上げる佐藤の、「普通じゃない自分を目指していた」90年代から、テレビの美術制作会社で働きはじめ仕事に奔走する毎日、書きたい小説を全く書けない“何もない”自分、パーティで出会ったバーテンダーのスー(SUMIRE)との出会い、恵(大島優子)との結婚の答えをはぐらかして別れたこと、2020年までの時代の変化とともにさまざまな通り過ぎた思い出が語られている。「あの時も、あの場所も、あの人も、すべてが今の自分に繋がっている」ことに気づく佐藤の25年の歳月が、豪華キャストとともに抒情的な映像で綴られる。

Netflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』
11月5日(金)より、シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国公開、Netflixにて全世界配信開始
監督:森義仁
原作:燃え殻「ボクたちはみんな大人になれなかった」
脚本:高田亮
音楽:tomisiro
出演:森山未來 伊藤沙莉 東出昌大 SUMIRE 篠原篤 平岳大 片山萌美 高嶋政伸 ラサール石井 大島優子 萩原聖人
配給:ビターズ・エンド

【ストーリー】 1995年、ボクは彼女と出会い、生まれて初めて頑張りたいと思った。「君は大丈夫だよ。おもしろいもん」。初めて出来た彼女の言葉に支えられがむしゃらに働いた日々。1999年、ノストラダムスの大予言に反して地球は滅亡せず、唯一の心の支えだった彼女はさよならも言わずに去っていった…。志した小説家にはなれず、ズルズルとテレビ業界の片隅で働き続けたボクにも、時間だけは等しく過ぎて行った。そして2020年。社会と折り合いをつけながら生きてきた46歳のボクは、いくつかのほろ苦い再会をきっかけに、二度と戻らない“あの頃”を思い出す…。

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