パトリック・ネスによる傑作SF小説を、トム・ホランド主演、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセン共演で映画化する新感覚SFエンターテイメント『Chaos Walking(原題)』が、邦題『カオス・ウォーキング』として11月12日より公開されることが決定した。併せて、場面写真がお披露目となった。
第1部でガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞とブックトラスト・ティーンエイジ賞、第2部でコスタ賞児童書部門、第3部でカーネギー賞に輝いたパトリック・ネスの傑作SF小説を映画化した本作。それほど遠くない未来、人類は汚染した地球を旅立ち、新天地に辿り着いた。しかしそこでは男たちは頭の中の考えや心の中の想いが、“ノイズ”としてさらけ出されるようになり、なぜか女は死に絶えてしまう。生まれてから女性を見たことがない青年がある時、地球から新天地にやってきた一人の女性と出会う…。
監督は『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs.スミス』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などで知られる大ヒットメーカーのダグ・リーマン。主演は英国からハリウッドへ進出し、今や世界中から愛されているトム・ホランドが務める。いたるところにちりばめられた謎、そして“ノイズ”によって、頭の中の思考や想像が露わとなる面白さに加えて、生まれて初めて女子を見る青年を演じるトム・ホランドの初々しさ爆発の演技に注目だ。そのほか、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でスターダムを駆け上がったデイジー・リドリーと、21世紀を代表する名優マッツ・ミケルセンが共演する。
場面写真では、トッド(トム・ホランド)とヴァイオラ(デイジー・リドリー)が正面を見据え、トッドからは“ノイズ”が出ている。二人はどう出会い、どう交差していくのか。中央には惑星がいくつか浮かんでおり、本作が宇宙を舞台に繰り広げられる壮大な物語であることを期待させる。
『カオス・ウォーキング』
11月12日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:ダグ・リーマン
原作:パトリック・ネス「心のナイフ」<混沌(カオス)の叫び1>
脚本:パトリック・ネス クリストファー・フォード
出演:トム・ホランド デイジー・リドリー マッツ・ミケルセン デミアン・ビチル シンシア・エリヴォ ニック・ジョナス デヴィッド・オイェロウォ
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 西暦2257年、“ニュー・ワールド”。そこは、汚染した地球を旅立った人類がたどり着いた“新天地”のはずだった。だが、男たちは頭の中の考えや心の中の想いが、“ノイズ”としてさらけ出されるようになり、女は死に絶えてしまう。この星で生まれ、最も若い青年であるトッド(トム・ホランド)は、一度も女性を見たことがない。ある時、地球からやって来た宇宙船が墜落し、トッドはたった一人の生存者となったヴァイオラ(デイジー・リドリー)と出会い、ひと目で恋におちる。ヴァイオラを捕えて利用しようとする首長のプレンティスから、彼女を守ると決意するトッド。二人の逃避行の先々で、この星の驚愕の秘密が明らかになっていく…。
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