『ゲット・アウト』、『アス』のプロデューサーが新たに放つパラドックス・スリラー!ジャネール・モネイ主演『アンテベラム』今秋公開!

大反響を呼んだ『ゲット・アウト』、『アス』のプロデューサー、ショーン・マッキトリックが新たに放つ、ジャネール・モネイ主演のパラドックス・スリラー『ANTEBELLUM(原題)』が、邦題『アンテベラム』として今秋に公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルと場面写真がお披露目となった。

本作では、公私共に順風満帆の日々を送っていた主人公ヴェロニカが、突如として奈落の底に突き落とされていく様が描かれ、誰もが意表を突かれる仕掛けも用意される。それは外界と隔絶した極限状況下に囚われるエデンという女性をめぐるアナザーストーリー。とある広大なプランテーションの綿花畑で重労働を強いられているエデンは、あらゆる自由を剥奪された奴隷の身だ。理不尽な罠に絡め取られてしまうヴェロニカと、軍服姿の傲慢な白人に常に監視されているエデン。なぜ彼女たちは狙われ、監視され、捕らえられてしまったのか。彼女たちを脅かす正体とは何なのか。そして、パラドックスな迷宮のごとき映像世界の果てに、あらゆる思考が吹っ飛ぶ衝撃の“真実”とは?

主演は、共に全米賞レースを沸かせた『ムーンライト』、『ドリーム』で絶賛を博したジャネール・モネイ。グラミー賞候補の常連シンガーでもある実力派女優が、恐怖のパラドックスからの脱出を図るヴェロニカとエデンをひとりで演じ分けた。そして異色の経歴を持つジェラルド・ブッシュとクリストファー・レンツが、監督とオリジナル脚本も担当。人種差別問題などに関する公共広告やドキュメンタリーを製作してきた彼らが、今まさに超大国アメリカを揺るがす人種や政治の分断というテーマをこのうえなく大胆にフィーチャーし、スリラー・ジャンルの常識をも破壊する問題作を完成させた。

ポスタービジュアルには、ヴェロニカ(ジャネール・モネイ)の不安げな表情が、黒背景の中央に大胆に収められる。その姿は、暗闇の中に引きずり込まれながら誰かに助けを求めているように思えるが、血が滴る不気味な蝶に口をふさがれ、まるで彼女の“言葉”が封じ込まれているようだ。さらに「この悪夢は、本物」というコピーが一層の不気味さを放つ。

場面写真には、ヴェロニカが何かにおびえる顔、そしてその背後から何者かの手が今まさに彼女の口を押さえようと忍び寄るシーンが捉えられる。

『アンテベラム』
今秋 TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督・脚本:ジェラルド・ブッシュ クリストファー・レンツ
出演:ジャネール・モネイ エリック・ラング ジェナ・マローン ジャック・ヒューストン カーシー・クレモンズ ガボレイ・シディベ
配給:キノフィルムズ

【ストーリー】 博士号を持つ社会学者で人気作家でもあるヴェロニカ(ジャネール・モネイ)は、優しい夫、愛くるしい幼い娘との幸せな家庭を築き上げていた。ある日、ニューオーリンズでの講演会に招かれた彼女は、力強いスピーチで拍手喝采を浴びる。しかし、友人たちとのディナーを楽しんだ直後、ヴェロニカの輝きに満ちた日常は突然崩壊し、究極の矛盾をはらんだ悪夢へと反転するのだった…。一方、アメリカ南部のプランテーションで囚われの身となり、過酷な労働を強いられているエデン(ジャネール・モネイ)。ある悲劇をきっかけに、奴隷仲間とともに脱走計画を実行するが…。

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