沢口靖子の目が充血!?未知の細菌の魔の手が襲い掛かる!『科捜研の女 -劇場版-』予告編&ポスタービジュアル

1999年の放送開始から今にいたる20年以上、テレビ朝日で高視聴率を打ち出し続けている沢口靖子主演の超人気ドラマシリーズ「科捜研の女」を初めて映画化する『科捜研の女 -劇場版-』が、9月3日より公開される。このほど、本作の主題歌が、新進気鋭のシンガー・遥海による書き下ろし楽曲「声」に決定し、併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

シリーズ初となる劇場版では、世界同時多発不審死事件から始まる最難関の事件、現代最新科学では絶対に解けないトリックを操るシリーズ史上最強の敵がマリコたちの前に立ちはだかる。

主題歌を担当するのは、新進気鋭の女性シンガー遥海(はるみ)。「第5回全日本歌唱力選手権 歌唱王」など数々の歌唱バトル番組で、その力強く、圧倒的な歌声で注目を集め、アーティストとして活動を開始。インディーズとして楽曲を発表しながらも、自身の力試しとして単身イギリスのオーディション番組「The X Factor(UK)」にも挑戦。惜しくもステージ4で涙を飲むことになったが、3000人の観客の前でパフォーマンスをし、スタンディングオベーションが贈られその実力を世界に証明した。2020年5月にはシングル「Pride」でメジャーデビューし、その楽曲がTVアニメ「波よ聞いてくれ」のエンディングテーマにも起用された。そんな大注目シンガー遥海による楽曲「声」は、本作のために書き下ろされ、主人公マリコのいろいろな声に耳を傾け真実を求め続けるまっすぐな女性像にインスパイア受け「どんなに迷ったり悩んだりつらい時があっても、決して一人じゃないみんながいるよ」というメッセージを込めた、聴く人それぞれに何か答えをくれるかのような柔らかく温かいバラードに仕上がっている。

▲遥海

予告編は、舞い落ちる紅葉と不安げなマリコ(沢口靖子)の表情、そして「助けて」と言いながら高所から自ら飛び降りる京都、ロンドン、トロントの事件<世界同時多発“科学者”不審死事件>から幕を開ける。京都で起きた二つの事件は、犯罪につながる物的証拠が出ずに自殺として処理されようとしていた。だが、被害者たちの「助けて」という死の間際の一言に違和感を覚えたマリコたち科学捜査のスペシャリスト「京都府警科学捜査研究所」のメンバーと捜査一課の土門刑事(内藤剛志)は強引に捜査を進めていた。二人の被害者が科学者で研究テーマが類似していたこと、さらに二人の衣服から見つかった“未知の細菌”から、世界的な発見で脚光を浴びる天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)へとたどり着く。加賀野が研究するのは、人間の遺伝子をも凌駕し、適正体重へと導く腸内細菌、通称「ダイエット菌」で、双子の一人に医学的に感染させる(=感作させる)という禁断の実験を行っていた。ダイエット菌と今回の事件の関係性に目を付けたマリコは、加賀野を追い詰めようとするも「直接的な証拠は一切ないのに、逮捕できると思っているのか」と一蹴されてしまう。絶体絶命の窮地に陥るマリコたちだが、父である榊伊知郎(小野武彦)、元科捜研所⻑・宮前守(山崎一)、元夫・倉橋拓也(渡辺いっけい)、そして元科捜研物理研究員・相馬涼(長田成哉)らの力も借りて、事件解明に向けて動き出す。しかし、マリコにも未知の細菌の魔の手が襲い掛かる…。マリコたちは「死の連鎖」を止められるのか?マリコの「衝撃の最終実験」とは一体?

ポスタービジュアルには、劇中で鍵となる加賀野の近未来的な実験室を背に、20年以上続くシリーズの歴代レギュラーキャストと今作のゲストの合計21名が集結した。

▼スタッフ&キャスト コメント

■遥海(主題歌)
20年以上も続く、歴史の長い素晴らしい作品に携われてとても光栄に思います。沢山の方々に愛されてるからこそ、責任を持って、そして、心を込めて大事に「声」を歌わせて頂きました。この曲が、映画をご覧になる皆さん、聴いていただける皆さんの心に響いたら嬉しいです。

■沢口靖子(榊マリコ役)
記念すべき集大成『科捜研の女 -劇場版-』を、力強くのびやかな遥海さんの歌声が盛り上げて下さいます。光、新しい今日、見上げた空。何度やっても結果が出ない。でも決してあきらめず真実に辿りつこうと試みる…そんなマリコの精神と重なり、遥海さんの言葉が胸に響きました。

■兼﨑涼介(監督)
マリコたちが様々な「声」を感じ取り、自分たちの「声」で答えを導き出す。「科捜研の女」の根幹にあるものを再認識させられる楽曲でした。私が撮影する際に意識していた「優しさを持ったエンターテイメント」を体現してもらっていると感じています。曲を聴いた後「雲の隙間から一筋の光」そんな映像を思い浮かべて勝手に幸せな気持ちになっています。

『科捜研の女 -劇場版-』
9月3日(金) 公開
監督:兼﨑涼介
脚本:櫻井武晴
音楽:川井憲次
主題歌:遥海「声」
出演:沢口靖子 内藤剛志 佐々木蔵之介 若村麻由美 風間トオル 金田明夫 斉藤暁 西田健 佐津川愛美 渡部秀 山本ひかる 石井一彰 渡辺いっけい 小野武彦 戸田菜穂 田中健 野村宏伸 山崎一 長田成哉 奥田恵梨華 崎本大海
配給:東映

【ストーリー】 京都、ロンドン、トロント…「助けて」と叫びながら高所から飛び降りたのは、全員が科学者だった。だが、犯罪に繋がる物的証拠はゼロ。各地で自殺として処理されようとしていたが、榊マリコ(沢口靖子)をはじめとする科学捜査研究所のスペシャリストたちと捜査一課の土門刑事(内藤剛志)、解剖医の風丘教授(若村麻由美)らは、半ば強引に捜査を進めていた。やがてマリコたちは、「未知の細菌」の発見で世界的に脚光を集める天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)にたどりつく。だが、加賀野には鉄壁のアリバイが存在するのだった…。スクリーンに散りばめられた謎を解かなければ、死の連鎖は止められない!

©2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会