田中圭が堤幸彦とタッグを組み、誰からも愛されない“死神”刑事を演じるドラマ「死神さん」が、9月17日よりHuluにて独占配信される。このほど、本作のメインビジュアルがお披露目となり、併せて、前田敦子が、田中演じる儀藤堅忍のバディになることを熱望するが断られ続ける連絡係役で出演することが発表された。
本作は、クセモノ刑事・儀藤堅忍が、警視庁内にある謎の部署でたったひとり、無罪確定となった事件を再捜査し、真犯人を検挙していく痛快ミステリードラマ。
メインビジュアルの中央には、怪しげな男の姿が。そう、彼こそが儀藤(田中圭)。なんと、田中が自身の風貌を完全封印し、かつて類を見ないキャラクターを徹底的に創り上げた。肌の大半を覆う黒ずくめのファッションに加え、やけに目立つ鼻のホクロ…。ひと目見たら絶対に忘れられないこの風貌は、堤監督の発案である。どんな役も見事に演じる田中が、今回は事件だけでなく“風貌すらも180度転換”し、新境地を開拓。新たなハマリ役、彼が徹底追求する“死神さん=儀藤”に期待が高まる。
そんな儀藤とバディになることを熱望するが、断られ続ける連絡係、広報課所属の巡査長・南川メイを演じるのは、前田敦子。儀藤に「パシリ」と呼ばれるメイは雑用をはじめ、かゆいところに手が届く後方支援で、全編を通して儀藤を“自分なりに”バックアップする。メイは原作にはないドラマオリジナルの一風変わったキャラクターだ。メイを演じるにあたり、前田はボブだった髪をさらに短く切り、すっきりとしたメッシュ入りのショートカットに。さらに今回、前田はストーリーテラーの役割を初めて担当する。田中と前田は、「世にも奇妙な物語25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~」(2015年)、「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(2017年)に続き、3度目の共演となる。
■田中圭(儀藤堅忍役) コメント
原作の儀藤も不気味~なおじさんですけど、今回はドラマ版ならではの風貌。すべては堤監督のアイデア!衣装はこの1着だけで、キャラも濃いめです(笑)。僕はいつも衣装合わせの時、違うな…と思ったら意見を言うようにしているんですけど、今回は「あ~なるほど!」と。自分でもワクワク楽しみながら、このスタイルになりました。ホクロは衣装合わせの時より大きくなっているのですが、自分でも、この姿がちょっと視界に入ると、面白いです!!(笑)前田敦子さんと共演するのは3回目ですけど、ちゃんと一緒に芝居をするのは「世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~」(2015年)以来。どの作品でも、一緒にお芝居をして体感する“俳優同士にしか分からない感覚”が、僕は好き。あっちゃんには全信頼を置いてますし、今回はどんな感覚が味わえるのか楽しみです!全6話、一緒に駆け抜けていきたいです。このドラマを楽しみにしてくださっている方はもちろん、楽しみにしてない方も、皆さん!まず主人公の風貌がおかしいし、堤監督がメイン監督なので、面白いはずです(笑)。監督もめちゃくちゃ肩を回してますし、僕もヤル気満々です。毎話毎話、事件はもちろん、キャラクター同士の関係性も楽しく見られるエンターテインメントにするので、「もうちょっとで面白いドラマが見られるな」と期待して待っていてください!
■前田敦子(南川メイ役) コメント
田中さんが演じられる儀藤さんが全編を通して黒一色のビジュアルなので、衣装合わせの時に「メイはメッシュを入れて、明るいヘアスタイルにしたい」と言われて。メッシュが映えるように髪を切ってもらったんです。メインビジュアルでは警察官の制服を着たので、真面目な警察官の役だと思われるかもしれませんが、実はそうでもなく…(笑)。劇中では儀藤さんとの対比で、ある程度色を付けられる立ち位置なので、柄と柄の組み合わせの衣装を着ることが多いんです。だから、メインビジュアルの制服姿はレアショットなんです(笑)。今回はビジュアルも含め、私としても目新しさが詰まった役です。実は物語の案内役もするため、これまでとは違う出方もするので、堤監督だから現場でもいろいろ求められるんだろうなぁ…と、身構える部分もあるんですよ(笑)。セリフなど“覚える作業”に対して苦手意識があって、いつも早めに準備するタイプなので、ドキドキする部分も多いですが、すごく面白いドラマが出来上がるんじゃないかと、とても期待しています。田中さんは作品を見る人がすごく安心できる存在。また一緒にガッツリお芝居をさせてもらえるということで、私も強い安心感を覚えています。しかも、今回は今までにない田中さん!「どう来るんだろう!?」って、もう楽しみだらけです。田中さんはテレビで見ない日はないほど、いろんな作品に出演されて、いろんな顔を見せてくださっていますけど、今回は風貌からしてまさに“見たことのない田中さん”。本当に楽しみです!今回は台本を読んでいる時点から、「ハッ、こういうふうに!ハッ、ここに伏線があったのか!」と、私も毎話楽しませていただきました。堤監督の演出が入ることで、より面白いドラマになるんじゃないかな、と期待しています。皆さんも、ぜひ楽しみにしていてください!
Huluオリジナル「死神さん」
9月17日(金)より、Huluにて毎週金曜1エピソードずつ独占配信開始(全6話)
演出:堤幸彦(第1話・第2話・第6話) 藤原知之(第3話・第4話) 稲留武(第5話)
原作:大倉崇裕「死神さん」
脚本:渡辺雄介
出演:田中圭 前田敦子
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