山﨑賢人「知っておけば防げる系は、早めに知っておきたい」用心深い一面を披露!

1956年にアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛されるロバート・A・ハインラインによる伝説的SF小説を、三木孝浩監督が山﨑賢人を主演に迎えて映画化する『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』が、6月25日に公開初日を迎えた。同日、TOHOシネマズ 六本木にて行われた初日舞台挨拶に、キャストの山﨑賢人、清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、高梨臨、三木孝浩監督が登壇した。

本作の共感した部分について聞かれた山﨑は、「『諦めなければ失敗じゃない』というメッセージにすごく共感した」とし、「ある程度上手くいくと思っていても、気を抜いたりサボったりするのはダメ。今を一生懸命やったほうが良いし、演じていても楽しかった」とコメント。

「見たい未来」について聞かれた山﨑は、「映画の未来が気になる」とし、IMAXやMX4Dについて触れ「今でも濡れたりとかする。今後はどうなるの!?」と映画の進化に興味津々。「具体的にどんな未来を予想するか?」という質問に、山﨑は、「リアルに銃弾を食らった痛みはあるけど、死なないとか?」としつつも、「痛いのは嫌だな(笑)」と苦笑いし、「360度スクリーンで、アトラクションみたいに席が回るとか」と映画の未来を予想した。「匂いも感じたい」という山﨑が、「土とか、いい匂い含め」と述べると、夏菜が「土の匂い、いる?」とツッコミ。これに山﨑は「土の匂いは大事じゃないですか(笑)!?」と反論して、「そんな未来があったらワクワクする」と笑顔を見せた。

同じ質問に清原は「みんなが笑顔で美味しいものをいっぱい食べられて、幸せな未来になったら」とコメント。「みんなで食べたい、幸せになりそうな料理は?」という質問に、清原は「最近ハマってるのは竹輪」としたが、「それは違うか(笑)」と笑って否定し、「美味しそうなものでは何でも(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。

「あまり未来を見たくない」という夏菜から、「未来、見たい?」と聞かれた山﨑は、「見たいっすよ!」と即答。「自分の身に及ぶ危険とか、知っておけば防げる系は、早めに知っておきたい」と、用心深い一面も見せていた。

『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』
6月25日(金) 全国公開
監督:三木孝浩
原作:ロバート・A・ハインライン「夏への扉」
脚本:菅野友恵
音楽:林ゆうき
主題歌:LiSA「サプライズ」
出演:山﨑賢人 清原果耶 夏菜 眞島秀和 浜野謙太 田口トモロヲ 高梨臨 原田泰造 藤木直人
配給:東宝 アニプレックス

【ストーリー】 将来を期待される科学者の高倉宗一郎(山﨑賢人)は、亡き養父である松下(眞島秀和)の会社で研究に没頭していた。早くに両親を亡くしずっと孤独だった宗一郎は、自分を慕ってくれる松下の娘・璃子(清原果耶)と愛猫ピートを、家族のように大事に思っていた。しかし、研究の完成を目前に控えながら、宗一郎は罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう。目を覚ますと、そこは30年後の2025年の東京、宗一郎は研究も財産も失い、璃子は謎の死を遂げていたー失って初めて、璃子が自分にとってかけがえのない存在だったと気づく宗一郎。人間にそっくりなロボットの力を借り、30年の間に起こったことを調べ始めた宗一郎は、ある物理学者にたどり着く。驚きの事実を知った宗一郎は、再び1995年へと時を超える。ただ、璃子を救うために…。

©2021 映画「夏への扉」製作委員会