岡田准一主演で2019年6月21日に全国公開され、世界基準アクション、ハッピーな笑い、そして超豪華キャスト共演が大きな反響を呼び、笑撃の大ヒットを記録した映画『ザ・ファブル』。その続編となる『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が、6月18日より公開される。このほど、同日に丸の内ピカデリー1で初日舞台挨拶が行われ、キャストの岡田准一、木村文乃、堤真一、平手友梨奈、安藤政信、山本美月、佐藤二朗、江口カン監督が登壇した。
「今日は『ファブル』の公開日、『ヒノマルソウル』も公開です」と、田中圭主演作品も紹介した岡田。「田中(『ヒノマルソウル』の主演、田中圭)くんとは昔バディを組んでいて、今のバディは木村さんで、もっと前は堤さんと組ませていただいた」と笑顔で過去作を振り返りつつ、「そんな作品を皆さんに届けられる幸せを感じております」と感慨深げに語った。
共演者の意外すぎる裏側をテーマにトークがスタートすると、岡田はこの日の朝に平手とラジオで共演したそうで「その時は(平手は)髪を下ろしてたんです。悲しいことがあったり、何かあると、『顔を見せたくない』って、すぐに髪を下ろすんですよ。ラジオの収録の後に、『髪を上げたほうがいいよ』と言ったら、見てください」と平手を指差し、「全力で上がってます(笑)」と髪を上げた平手に大満足の様子。これに平手は「そう言われるのが嫌だったんですよ…」と照れ笑いを浮かべていたが、岡田は「『ちゃんと顔見せて、明るくいたほうが良いよ』って言ったら、ちゃんと上げてきて。偉いなあと思って」と、平手の素直さを絶賛した。
舞台裏でも平手と楽しくしゃべっていたという木村は、「撮影中、膝に乗ってくれたり、『写真撮ろう』って言ってくれたりするわりに、連絡しても返事してくれない」と平手にクレーム。木村は何度か平手をご飯に誘ってるそうだが返事がないそうで「まだ彼女のガードを解けていなくて…」と述べると、平手は「本当にごめんなさい。メールを見るのが遅くて、なかなか開かない。夜中に開くので、こんな夜中に返していいのかと悩み…」と申し訳ない表情で木村に謝罪。これに木村は「嫌われてないって分かっただけで大満足(笑)」とホッとした表情を浮かべていた。
『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
6月18日(金) 全国公開
監督:江口カン
原作:南勝久「ザ・ファブル」
出演:岡田准一 木村文乃 平手友梨奈 安藤政信 黒瀬純(パンクブーブー) 好井まさお(井下好井) 橋本マナミ 宮川大輔 山本美月 佐藤二朗 井之脇海 安田顕 佐藤浩市 堤真一
配給:松竹
【ストーリー】 どんな相手も6秒以内に仕留める…伝説の殺し屋“ファブル”(岡田准一)。ある日、ボス(佐藤浩市)から「一年間、誰も殺すな。一般人として“普通”に生きろ」と命じられ、佐藤アキラという偽名で、相棒・ヨウコ(木村文乃)と共に一般人のフリをして暮らし始める。猫舌で変わり者のアキラは、今日もバイト先の社⻑(佐藤二朗)と同僚のミサキ(山本美月)と関わりながら“プロの普通”を極めるため奮闘中。一方この街では、表向きは子供を守るNPO代表だが、裏では緻密な計画で若者を殺す最狂の男・宇津帆(堤真一)が暗躍。凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)と共に、かつて弟を殺した因縁の敵・ファブルへの復讐に燃えていた。同じ頃アキラは、4年前のある事件で自分が救えなかった車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)と偶然再会し、これが後に大騒動へと発展する。
©2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会