サンエックス株式会社の人気キャラクターで、「日本キャラクター大賞2019」ではグランプリを受賞した「すみっコぐらし」の劇場アニメ第2弾『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』が、11月に公開されることが決定した。併せて、ティザービジュアルがお披露目となった。
「すみっこにいると、なぜか落ち着く」そんなちょっぴりネガティブだけど個性的なキャラクター、すみっコぐらしの世界観は子どものみならず大人たちも魅了し、初めての劇場アニメ『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』は動員120万人を超える“大ひっと”を記録。絵本の世界で繰り広げられるすみっコたちの優しい物語に日本中が癒された。
その劇場版第2弾となる本作の舞台は、すみっコたちが暮らす町。いつもの町に訪れる⻘い月の夜、ふしぎな物語は始まる。
監督は「夏目友人帳」の大森貴弘、脚本は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の吉田玲子が務める。数多くのアニメ作品を手掛けてきた二人が初めてタッグを組み、新たなすみっコなかまに加わった。そしてアニメーション制作は、前作に引き続きファンワークスが担当。すみっコたちのマイペースな暮らしをあたたかなタッチで描く。
■大森貴弘(監督) コメント
今までも色々なジャンルの作品に関わらせて頂きましたが、「すみっコぐらし」のような作品もまた初めての経験で、お話を頂いた時は、自分がこの作品の魅力を広げる事が出来るだろうか、と緊張を覚えました。でも、いざ制作に入ってみれば、仕事場の机もすみっこ、住んでる家も壁沿いのすみっこ、生まれた家も角っこのすみっこだった私自身、すみっコならぬ「すみオヤジ」だったのです!今は先輩すみっコたちに導かれて、鋭意制作に励んでおります。秋に映画館でお目にかかれれば幸いです。お楽しみに!
■吉田玲子(脚本) コメント
すみっコたちのことはアプリゲームや前作の映画で存じ上げておりましたので、今回の作品に参加できてうれしかったです。どのコたちもキュートなのは、外側と内側が作りこまれているからだと感じました。心に秘めた恥ずかしさも情けなさも哀しさも、それぞれを魅力的に見せる要素なのかも。心の片隅にある何かを愛しく思える映画になるといいなと思っております。
■まんきゅう(『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』監督) コメント
新スタッフのみなさまへ。この度は『映画すみっコぐらし』第2弾、制作決定おめでとうございます!『⻘い月夜のまほうのコ』どんな物語になるのでしょう…!?サブタイトルだけでわくわくしちゃいますね!新しいチームによる、すみっコたちの新しい物語を、いちすみっコふぁんとして楽しみにしています!
『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』
11月 全国公開
監督:大森貴弘
原作:サンエックス
脚本:吉田玲子
美術監督:日野香諸里
アニメーション制作:ファンワークス
配給:アスミック・エース
【ストーリー】 とある秋の日、キャンプに出かけて行ったすみっコたち。楽しい時間はあっというまに過ぎ、夜もふけてきた頃、ぺんぎん?は、ある伝説を思い出す。「5年に1度おとずれる、⻘い大満月の夜。魔法つかいたちが町にやってくる」すみっコたちが見上げた先には、大きなブルームーンが浮かんでいた!その夜、いつもの町にふしぎな魔法がかけられて…?
©2021 日本すみっコぐらし協会映画部