アカデミー賞(助演女優賞)や世界3大映画祭で女優賞を制覇した大女優ジュリエット・ビノシュ主演最新作で、本国フランスで初登場1位を記録した大ヒットコメディ『La bonne épouse(原題)』が、邦題『5月の花嫁学校』として5月28日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルと場面写真がお披露目となった。
1967年、アルザス地方の花嫁学校を舞台とした本作。パリで5月革命が勃発したことにより、学校の先生と生徒たちがこれまでの自分たちの考えに疑問を抱き始め、ある行動に出る。
主人公で、花嫁学校の校長ポーレットを演じるのは、本日3月9日に57歳の誕生日を迎える大女優ジュリエット・ビノシュ。そのほか、『セラフィーヌの庭』でセザール賞主演女優賞を受賞したヨランド・モローや、セザール賞主演女優&助演女優賞に6度もノミネートされたノエミ・ルヴォウスキーが出演する。
監督は、セザール賞で7部門を制した『セラフィーヌの庭』や、大女優カトリーヌ・ドヌーブを起用した『ルージュの手紙』で知られるマルタン・プロヴォが務める。
本作は名女優たちのパワフルな演技が話題を呼び、フランスで初登場1位を記録した。また、今年度セザール賞にて、助演女優賞(ヨランド・モロー、ノエミ・ルヴォウスキー)、助演男優賞(エドゥアール・ベール)、衣装、美術と合わせて5部門にノミネートされている。
ポスタービジュアルには、花嫁学校のエントランスに笑顔で並ぶ、校長ポーレット(ジュリエット・ビノシュ)と生徒たちの姿が収められる。
『5月の花嫁学校』
5月28日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開
監督・脚本:マルタン・プロヴォ
出演:ジュリエット・ビノシュ ヨランド・モロー ノエミ・ルヴォウスキー
配給:アルバトロス・フィルム
【ストーリー】 1967年。美しい街並みと葡萄畑で有名なフランスのアルザス地方にあるヴァン・デル・ベック家政学校では、“完璧な主婦”を育成させるため今年も18人の少女達が入学した。ある日、校長のポーレット(ジュリエット・ビノシュ)は、経営者である夫の突然の死をきっかけに学校が破産寸前であることを知り、なんとか窮地から抜け出そうと奔走する。そんな中、パリで“5月革命”が勃発。フランス全土に抗議運動が広がってゆくのを目の当たりにしたポーレットや生徒たちは、これまでの自分たちの考えに疑問を抱き始め、ある行動に出ることを決意。果たして新生ヴァン・デル・ベック家政学校の運命やいかに!?
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