累計発行部数170万部を突破した金田一蓮十郎による同名コミックを、SixTONESの松村北斗と森七菜のダブル主演で映画化するラブストーリー『ライアー×ライアー』が、2月19日より公開中。このほど、3月2日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて公開御礼舞台挨拶が行われ、キャストの松村北斗、森七菜、小関裕太が登壇した。
登壇した松村、森、小関は、劇中では四角関係という設定。松村は「役柄の設定だけに、仲が悪いなと思われていそうなので、今日はこの3人で舞台挨拶ができてよかった」とプライベートでの仲の良さをアピール。しかし不穏な空気漂う食卓シーンでは「(小関とは)実際に喋りませんでした」と緊迫ぶりを回想し、小関も「あの撮影時には緊張感が確かにあった。(松村とは)この映画のPR稼働でようやく話せた感じ」と舞台裏を明かした。
そんな中、森はといえば「すき焼きしか見ていなかった!」と食卓に用意された料理に集中していたと振り返る。小関から「確かに…肉ばかり食べていた気がする!これオイシイ肉のやつだと言っていた!」と目撃証言が挙がると、森は「めっちゃ恥ずかしい!バレないように心掛けていたけど…。確かにネギをお肉で巻いていました。緊迫した中にそういう人がいたら和むかな~と思って」と照れながら言い訳をしていた。
続いて、「恋人が別の異性を気にしていたとしたら?」との質問に「縁を切る!」とバッサリ回答した松村は、「僕は一人でやっていけるので、どうぞどうぞと譲ります。そういうことで波風を立たせたくないので」と移り気さえも拒否。森も「私は無視です!連絡も何もしないし、好きなようにして…と思う」と松村の姿勢に共感していた。一方の小関は「僕は…諦められない!好きだからどうにかして自分に振り向かせたい」と何が何でも引き戻す恋愛観で、松村から「そういうときはどうやって振り向いてもらうんですか?」と聞かれると、しばし考えて「バラの花束…。とりあえず自分の誠意を見せたい。ちょっとでも振り向いてくれる可能性があるならば」と三角関係に受けて立つ構えを見せていた。
ここで、SixTONESが歌う主題歌「僕が僕じゃないみたいだ」のタイトルにかけて、それぞれが“僕が僕じゃないみたいな写真”を披露。松村は2年前に役作りで髪の毛を茶色に染めた写真を公開し、「この時期の数ヶ月間が唯一の茶色。ずっと黒髪しか見たことがなかったので、悪くないなと」と自画自賛。続いてスクリーンに映し出されたのは、なんと髭面の男性の顔写真。松村と小関が「誰!?」と騒然となる中で、森が「家族と携帯のアプリで遊んでいて、私はオジサンになってみました!」とタネ明かし。それに対し、松村は「ハリウッドスターにいそう」と感想を漏らしていた。小関は5歳の頃の、母親から顔にマジックで落書きされたおちゃめな一枚を披露。小関が「怪我ばかりしていた年少時代。顔に落書きされて、なり切っています」と解説すると、なぜか松村は「なんだ…去年くらいの写真かと思った」と静かにボケていた。
最後に、松村は観客動員数35万人超えに「見てくださった観客の皆さんが評判を広げてくれた賜物。改めて『ライアー×ライアー』は素敵なチームだったと実感し、誇りに思います。何度観ても楽しんでいただける映画を目指していたので、皆さんにもぜひ何度も観ていただきたい」とコメントし、さらなるヒットに期待を込めていた。
『ライアー×ライアー』
2月19日(金)より、全国公開中
監督:耶雲哉治
原作:金田一蓮十郎「ライアー×ライアー」
脚本:徳永友一
音楽:遠藤浩二
主題歌:SixTONES「僕が僕じゃないみたいだ」
出演:松村北斗(SixTONES) 森七菜 小関裕太 堀田真由 七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズJr.) 板橋駿谷 竹井亮介 相田翔子
配給:アスミック・エース
【ストーリー】 恋愛経験ゼロの地味女子大生・湊(森七菜)は、両親の再婚で義理の弟になった同い年の透(松村北斗)と同居中。超無愛想だけどイケメンで女癖の悪い透が原因で、二人の仲はギクシャク、お互いに冷たい態度を取り合っている。ある日、親友・真樹(堀田真由)の頼みで高校の制服にギャルメイクで街に出た湊は、偶然にも透に遭遇…!湊はとっさに別人のJK“みな”だとウソをつき、それを信じた透は“みな”にまさかの猛アプローチをかけてきた!すぐに正体を明かすつもりが、見たこともない健気で一途な透の姿に、真実を言いづらくなった湊は、“みな”として透と付き合うことになってしまう。別れるタイミングをうかがう湊だが、「付き合ってくれて本当に嬉しいよ」と笑う透を見て、不覚にもキュンとして…!?そんな時、大学のサークル交流会で再会した幼馴染の烏丸からも告白!?ウソから始まった前代未聞の「二人なのに三角関係」は、ライバルの登場でさらに複雑化!湊のウソはバレる?バレない?そしてラストに明かされる、もう一つの“ウソ”とは!?
©︎ 2021『ライアー×ライアー』製作委員会 ©金田一蓮十郎/講談社