松村北斗「チョコは小1の時に一個もらっただけ。学生時代は一度も…」バレンタインエピソードを振り返る!

累計発行部数170万部を突破した金田一蓮十郎による同名コミックを、SixTONESの松村北斗と森七菜のダブル主演で映画化するラブストーリー『ライアー×ライアー』が、2月19日より公開される。このほど、2月10日に渋谷・TRUNK HOTELにてバレンタイン&公開直前イベントが行われ、主演の松村北斗と森七菜が登壇した。

義姉・湊を別人のみなだと信じてベタ惚れしてしまう透役の松村。お気に入り場面は水族館でのデートシーンと言うも「撮影前に熱中して水槽の中を見ていた森さんが、小魚の群れが通った瞬間に“美味そう”と言ったのが印象的。集中したいシーンだったのに魚を見るたびに“美味そうと言っていたなぁ”と思い出してしまった」と森の食欲旺盛発言に笑みをこぼした。それに対して、森は「イワシだったかな?薬味にショウガやミョウガが欲しいなと思っちゃった」とキュートな笑顔を浮かべていた。

潔癖症の地味系女子大生・湊とJK&ギャルメイク・みなとして透に一目惚れされてしまうキャラクターを演じた森。やはり水族館シーンは思い出深いようで、「久しぶりに水族館に行って、すごくデートスポットっぽいなあと思った。とても綺麗なので注目してほしい」と見どころに挙げていた。

もうそろそろ2月14日のバレンタインデー。理想のバレンタインデーを聞かれた松村は、「学校で呼び出される、机かロッカーにチョコが入っている、そんな経験したかった」となにやら悔いが残っているようで、「チョコは小1の時に一個もらっただけ。学生時代はバレンタインデー当日に自分の机の中を朝一でゴソゴソ探ったけれど、一度も入っていなかった。隣の男子がこっそりスクールバックにチョコを隠すのを見て…俺もコソコソしてえ!校舎裏とか呼び出してよ!って思っちゃいました(笑)」と当時の本音をこぼした。さらにバレンタインに向けて「チョコが好きと言ってみたり、授業中の手のあげ方や、朗読も声を低く意識したりした」とアピールエピソードを明かすと、森から「(チョコをもらえなかったのは)そういうところじゃない?」とバッサリ斬られていた。

森は「カッコいい男子になってチョコをもらってみたい。チョコ80個もらったとか言いたい」と受け取る側への憧れを口にし、「バレンタインチョコはモテているかどうかがわかりやすく数値化されるので羨ましい。自分もカッコいい男子になって80個という記録を叩き出したい」とイケメンの妄想をしていた。

お悩み相談コーナーでは、バレンタインでのキュンとくる女性からの理想的告白方法を伝授。松村は「学生ならば呼び出し。昼休みに『ちょっと放課後にいい?』と先手を打つ。場所は人目に付かない校舎裏だと燃える。相手の女性からチョコを渡された時に『渡すだけの想いはあるよ』と言われたらグッとくる」と具体的に指南。森から「チョコを渡すだけの想いはある…というのは素敵なコメント」と褒められると、松村は「僕は女性として生まれてきた方がよかったのかなあ」と乙女心に火をつけられていた。一方の森は、「あざといくらいがちょうどいいかも。チョコはハート型が必須。ペンで好きと書いて『こういうことだから!』とわからせる」とストレート系で、松村に「ぶっきらぼうなところが逆にいい!」と感心されていた。

意中の相手から好意を向けられると途端に冷めてしまう心理を、“蛙化現象”という。そんな状態にある女性の相談者から心の持ちようを聞かれた森は、「その気持ちわかる!」と意外にも共感。一方の松村は「それって怖くないですか?好きだと言われて僕も好きだと言ったら、やっぱり無理となるの!?恋愛ってそんなに難しい!?」と複雑な心理に驚き顔。共感の理由を森が「自分のことを好きなんて、この人見る目がないのかも…となってしまう」と説明すると、松村は「ならば好きになってくれた人に、なぜ自分のことを好きなのか、その理由をじっくりと聞くといい」と的確にアドバイス。続けて「もう一歩、蛙に近づいてみるんだよ!」と謎の力説をするも、森から「それどういうこと?」と首を傾げられてしまい、松村は「チョコを1個しかもらえていない奴が恋愛相談なんて…失礼しました」と急に自信をなくしていた。

最後に、森は公開を目前にして「すごく素敵な映画で、沢山の方に楽しんでいただける作品です。想像以上に沢山の感情をテイクアウトできるので、ぜひ楽しんで」とアピール。そして松村は「嘘に隠された純粋さをみなさんの心に沢山感じ取っていただける作品です。気持ち良く風通しのいい思いを持って帰ってもらえるはず」とメッセージを贈り、本イベントは幕を閉じた。

『ライアー×ライアー』
2月19日(金) 全国ロードショー
監督:耶雲哉治
原作:金田一蓮十郎「ライアー×ライアー」
脚本:徳永友一
音楽:遠藤浩二
主題歌:SixTONES「僕が僕じゃないみたいだ」
出演:松村北斗(SixTONES) 森七菜 小関裕太 堀田真由 七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズJr.) 板橋駿谷 竹井亮介 相田翔子
配給:アスミック・エース

【ストーリー】 恋愛経験ゼロの地味女子大生・湊(森七菜)は、両親の再婚で義理の弟になった同い年の透(松村北斗)と同居中。超無愛想だけどイケメンで女癖の悪い透が原因で、二人の仲はギクシャク、お互いに冷たい態度を取り合っている。ある日、親友・真樹(堀田真由)の頼みで高校の制服にギャルメイクで街に出た湊は、偶然にも透に遭遇…!湊はとっさに別人のJK“みな”だとウソをつき、それを信じた透は“みな”にまさかの猛アプローチをかけてきた!すぐに正体を明かすつもりが、見たこともない健気で一途な透の姿に、真実を言いづらくなった湊は、“みな”として透と付き合うことになってしまう。別れるタイミングをうかがう湊だが、「付き合ってくれて本当に嬉しいよ」と笑う透を見て、不覚にもキュンとして…!?そんな時、大学のサークル交流会で再会した幼馴染の烏丸からも告白!?ウソから始まった前代未聞の「二人なのに三角関係」は、ライバルの登場でさらに複雑化!湊のウソはバレる?バレない?そしてラストに明かされる、もう一つの“ウソ”とは!?

©︎ 2021『ライアー×ライアー』製作委員会 ©金田一蓮十郎/講談社