森山未來と水川あさみが主演賞、『MOTHER マザー』が日本映画大賞に!「第75回毎日映画コンクール」発表!

国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第75回毎日映画コンクール」(2020年)の受賞作品及び受賞者が決定した。

▲『MOTHER マザー』 ©2020「MOTHER」製作委員会

▲『アンダードッグ』 ©2020「アンダードッグ」製作委員会

日本映画大賞に輝いたのは、大森立嗣監督作『MOTHER マザー』。そして日本映画優秀賞には武正晴監督作『アンダードッグ』が選ばれ、男優主演賞の森山未來、撮影賞の西村博光、録音賞の藤丸和徳、瀬川徹夫と合わせて最多4冠を獲得した。女優主演賞には『喜劇 愛妻物語』の水川あさみが輝き、男優助演賞には『罪の声』の宇野祥平が受賞、女優助演賞には『朝が来る』の蒔田彩珠が受賞し、監督賞の河瀬直美と合わせて『朝が来る』は2冠を獲得した。また、『許された子どもたち』の上村侑、『37セカンズ』の佳山明にはスポニチグランプリ新人賞、梶芽衣子には田中絹代賞が贈られた。脚本賞は『一度も撃ってません』の丸山昇一、美術賞は『ばるぼら』の磯見俊裕、露木恵美子、音楽賞は『ミッドナイトスワン』の渋谷慶一郎が受賞。アニメーション映画賞は佐藤順一監督、鎌谷悠監督作『魔女見習いをさがして』、大藤信郎賞は岩井澤健治監督作『音楽』、ドキュメンタリー映画賞は原一男監督作『れいわ一揆』がそれぞれ受賞した。外国映画ベストワン賞はポン・ジュノ監督作『パラサイト 半地下の家族』が選ばれ、さらに特別賞は昨年亡くなった大林宣彦監督の妻であり、映画プロデューサーの大林恭子に決まった。映画ファンが選ぶ、TSUTAYAプレミアム映画ファン賞の日本映画部門には内田英治監督作『ミッドナイトスワン』、外国映画部門にはクリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』が輝いた。

表彰式は、2月17日にめぐろパーシモンホールにて開催される予定だ。

以下は、受賞結果。

▼作品部門

■日本映画大賞
『MOTHER マザー』(大森立嗣監督)

■日本映画優秀賞
『アンダードッグ』(武正晴監督)

■外国映画ベストワン賞
『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)

▼俳優部門

■男優主演賞
森山未來(『アンダードッグ』)

■女優主演賞
水川あさみ(『喜劇 愛妻物語』)

■男優助演賞
宇野祥平(『罪の声』)

■女優助演賞
蒔田彩珠(『朝が来る』)

■スポニチグランプリ新人賞
上村侑(『許された子どもたち』)
佳山明(『37セカンズ』)

■田中絹代賞
梶芽衣子

▼スタッフ部門

■監督賞
河瀬直美(『朝が来る』)

■脚本賞
丸山昇一(『一度も撃ってません』)

■撮影賞
西村博光(『アンダードッグ』)

■美術賞
磯見俊裕、露木恵美子(『ばるぼら』)

■音楽賞
渋谷慶一郎(『ミッドナイトスワン』)

■録音賞
藤丸和徳、瀬川徹夫(『アンダードッグ』)

▼アニメーション部門

■アニメーション映画賞
『魔女見習いをさがして』(佐藤順一監督、鎌谷悠監督)

■大藤信郎賞
『音楽』(岩井澤健治監督)

▼ドキュメンタリー部門

■ドキュメンタリー映画賞
『れいわ一揆』(原一男監督)

▼TSUTAYA プレミアム映画ファン賞

■日本映画部門
『ミッドナイトスワン』(内田英治監督)

■外国映画部門
『TENET テネット』(クリストファー・ノーラン監督)

▼特別賞

大林恭子(映画プロデューサー)

※対象作品:2020年1月1日~2020年12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品が対象

第75回毎日映画コンクール
2月17日(水) めぐろパーシモンホールにて表彰式開催予定