『スプリング・ブレイカーズ』のハーモニー・コリン監督最新作!マシュー・マコノヒーが放蕩詩人を熱演『ビーチ・バム(原題)』4月公開!

『スプリング・ブレイカーズ』以来、7年ぶりとなるハーモニー・コリン監督最新作で、アカデミー賞俳優マシュー・マコノヒーが破天荒な放蕩詩人を演じる『ビーチ・バム(原題)』が、4月に公開されることが決定した。

ムーンドッグは、かつて一冊だけ出版した詩集が成功し、天才と絶賛されていた詩人。その後は長らく大富豪の妻に頼り、酒とマリファナと女、太陽と海、船をこよなく愛し、ハウスボートでのパーティなどお祭り騒ぎの放蕩生活を送っていた。だが、ある事件がきっかけで新しい詩集を出版しなければ、無一文のホームレスになるという窮地に陥る…。

監督・脚本を手掛けるのは、若干19歳で脚本を執筆したラリー・クラーク監督作『KIDS/キッズ』、そして初監督作『ガンモ』にてセンセーショナルなデビューを飾り、「アンファン・テリブル(恐るべき子供)」「ゴダール以来の映画の革命児」と称されたハーモニー・コリン。その後も映画は数年に一本と寡作ながら、小説や詩、絵画、写真などアート全般にわたって創作を発表しながら、近年はファッションブランド「グッチ」のCMシリーズの監督や、リアーナやグッチ・メイン、ビリー・アイリッシュ等のMVや写真のディレクターも務める。前作『スプリング・ブレイカーズ』撮影後、アメリカの南端フロリダ州マイアミに移住したハーモニー・コリンが、「とにかく笑える、めでたいヒーローを中心とした、気持ちよく揺れるヨットのような」作品の構想を思い立ち、本作を誕生させた。

主人公ムーンドッグを演じるのは、『ダラス・バイヤーズクラブ』にてHIVに感染した主人公を熱演し、第86回アカデミー賞主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。そして伝説的ラッパーのスヌープ・ドッグがムーンドッグと毎日のようにつるんで遊ぶ親友役、アイラ・フィッシャーが謎の大富豪の妻役を演じる。ムーンドッグが道中に出会うエキセントリックな仲間たちには、『グレイテスト・ショーマン』のザック・エフロンをはじめ、本作で11年ぶりの映画出演となるマーティン・ローレンス、そしてマイアミ在住の歌手ジミー・バフェットが本人役で出演。さらにハーモニー・コリンも特別出演した『mid90s ミッドナインティーズ』で監督デビューを果たしたジョナ・ヒルが、ムーンドッグと腐れ縁の出版エージェントとして好演する。

ドレスやワンピースなど独特で過激なファッションを終始身にまとうマシュー・マコノヒーをはじめ、豪華キャストの個性的な衣装を担当するのは、『スプリング・ブレイカーズ』も担当し、HBOドラマ「ユーフォリア」でエミー賞衣装デザイン賞にノミネートされた気鋭デザイナー、ハイディ・ビヴェンス。その鮮烈な衣装により、本作は米メディアGQより「2019年で最も重要なファッション映画」と絶賛された。そのほかの主要スタッフとして、ギャスパー・ノエとのタッグで知られる撮影監督ブノワ・デビエや、『WAVES/ウェイブス』、『ネオン・デーモン』の美術監督エリオット・エスターといった『スプリング・ブレイカーズ』組に加え、編集には『バードマン』のダグラス・クライス、音楽監督は『グレイテスト・ショーマン』のジョン・デブニーなどハリウッドきっての一流スタッフが集結した。

『ビーチ・バム(原題)』
4月 キノシネマみなとみらい、立川、天神にて公開
監督・脚本:ハーモニー・コリン
出演:マシュー・マコノヒー スヌープ・ドッグ アイラ・フィッシャー ステファニア・オーウェン ザック・エフロン ジョナ・ヒル マーティン・ローレンス ジミー・バフェット
配給:キノシネマ

【ストーリー】 ムーンドッグ(マシュー・マコノヒー)は、かつて一冊だけ出版した詩集が成功し、天才と絶賛されていた詩人。しかし、その後は長らく大富豪の妻に頼り、酒とマリファナと女、太陽と海、船をこよなく愛し、ハウスボートでのパーティなどお祭り騒ぎの放蕩生活を送っていた。フロリダの太陽と海のもと、自由気ままに日々楽しんでいたが、ある事件がきっかけで新しい詩集を出版しなければ、無一文のホームレスになるという窮地に陥る…。