発売直後からSNSを中心に 口コミで話題が広がり、文庫化もされた花田菜々子のベストセラー小説を、瀧本美織主演でドラマ化する「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと」が、2月26日よりWOWOWオンデマンドにて配信、3月26日よりWOWOWプライムにて放送されることが決定した。
本作は、33歳の現役書店員・花田菜々子が、本を紹介することを通して自分にも他人にもとことん向き合い、新たな人生を切り開いていく“本×出会い系サイト×人間模様”のドラマ。
主人公・菜々子を演じるのは、現在オンエア中の木曜劇場「知ってるワイフ」等、様々なドラマや映画で存在感を発揮してきた実力派女優・瀧本美織。WOWOWでは今作が「ドラマW 父と息子の地下アイドル」以来、約1年ぶりの出演にして初主演となる。瀧本演じる菜々子は本をこよなく愛する本マニア。しかし、旦那とは離婚寸前、仕事もうまくいかず、どん底人生まっしぐら。そんな彼女が出会い系サイトAU×AUに登録、様々な個性を持つ人と出会い、その人に合う本を紹介することを通して、新たな人生を切り開いていくという役柄だ。実録私小説ならではの著者本人役という難しい役どころ。数多く登場する妄想シーンを演じる瀧本の演技に注目だ。
■瀧本美織(菜々子役) コメント
花田さんの本とこの作品に出逢えて幸せです。今回、自分史上一番の台詞量で日々文字と格闘しておりますが、改めて言葉の持つ力に圧倒されています。人と関わることは元々好きなので、その楽しさ、面白さをこの作品を通して実感していて、十人十色、みんな違ってみんないいとはまさにこのことだ!と思います。なんだかモヤモヤしたり、やりたいことはあるのに思うようにできなかったり、きっと誰にでもあると思います。そんな気持ちに少しでも晴れ間がさし、このドラマがちょっとした栄養ドリンクのような存在になれたら嬉しいなと思います。他人が何と言おうと、自分がいいね!と思える自分になれたら、人生を面白がれたなら、明日が少し違って見えるかもしれません。お薦めの本、沢山出てきます!楽しみにしていただけたら嬉しいです。
■花田菜々子(原作) コメント
ザ・一般人である自分の実話がドラマになるなんて(しかも実名のまま…)、なんだかとんでもないことになってしまったと、驚き・よろこび・照れ・ヤバさ…いろんな気持ちでいっぱいです。制作や出演のみなさんのお力で、原作よりもさらに楽しく、さらにエモーショナルな物語になりそうで、私自身も完成をとても楽しみにしています。観てくださる方に、当時私が体験したワクワクするような気持ちや、自分にも何かできそうな予感を受け取っていただけたらうれしいです。
「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと」
2月26日(金)より、WOWOWオンデマンドにて配信(全10話)
3月26日(金)より、WOWOWプライムにて放送(全10話)
監督:スミス 椿本慶次郎 戸塚寛人
原作:花田菜々子「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」
脚本:舘そらみ
出演:瀧本美織
【ストーリー】 書店で店長を務める花田菜々子(瀧本美織)は、元同僚でおにぎりのデザインを愛する旦那・健と離婚寸前。書店員としての仕事も時代の流れの中、思うように紙の本が売れず、どん底人生まっしぐら。そんな彼女が出会い系サイトAU×AUに登録し、プロフィールに書いた一言は、「今のあなたにぴったりの本をお薦めさせていただきます」。実際に出会う人達は個性豊かで魑魅魍魎。男女問わず、一癖も二癖もある人々ばかり。数々の出会いを経る中で、菜々子は馬が合い、定期的に会うようになる笑顔がかわいい映像作家の遠藤のことを意識し始める。 30代にして立ち止まってしまった菜々子が今まで出会うはずもなかった人との出会い、一人一人に真剣に本を紹介する中、どのように自分を見つめ直し、どんな人生を歩む決断をするのだろうか。