篠原ゆき子、感情を爆発させた鬼気迫る熱演!倉科カナ、高畑淳子共演『女たち』場面写真

篠原ゆき子が主演、倉科カナ、高畑淳子が共演するヒューマンドラマ『女たち』が、2021年春に公開される。このほど、主演を務める篠原ゆき子の熱演が伝わる場面写真と60秒予告編がお披露目となった。

本作は、仕事も恋愛も結婚もなにもかもがうまくいかず、半身不随の母と二人暮らしをする40歳を目前にした独身女性が、亡くなった親友の残した養蜂園を継ぎ、自立するまでを描く。

本作で主演を務める篠原ゆき子は、12月4日公開の映画『ミセス・ノイズィ』でも主演を務め、そのほか『浅田家!』、『罪の声』、『あのこは貴族』(2021年2月26日公開)と、この数か月間でなんと本作を含む5本の映画に出演。さらに、現在放送中のテレビ朝日系連続ドラマ「相棒 season19」では、長きにわたる「相棒」史上初めての“捜査一課の女性刑事”としてレギュラーキャストに抜擢されるなど大活躍中だ。

もとより演技に定評のある篠原だが、本作で魅せる一つ一つの表情や仕草、発声には目を見張る圧倒的な存在感があり、特に哀愁の表現がずば抜けている。なかでも、母・美津子役の高畑淳子との愛憎入り混じる言い合いの場面では“魂のぶつけ合い”を感じさせ、彼女自身の今までの殻をも破ったともいえる更なる迫力の演技で、映画史に残る名シーンが生み出された。

『女たち』
2021年春 全国公開
監督:内田伸輝
出演:篠原ゆき子 倉科カナ 高畑淳子 サヘル・ローズ 筒井茄奈子 窪塚俊介
配給:シネメディア、チームオクヤマ

【ストーリー】 主人公の美咲(篠原ゆき子)は、母の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業したものの、就職氷河期世代で希望する仕事に就くことができず、恋愛も結婚も、なにもかもがうまくいかず、40歳を目前にした独身女性である。娘を否定しつづける毒母、そんな母に反発しながらも自分を認めてもらいたいと心の奥底で願う娘。そこに「介護」という現実がのしかかってくる。お互いに逃げ出したくても逃げ出せない。あるとき、美咲が唯一心のよりどころとしている親友・香織(倉科カナ)が突然命を絶ち、いなくなってしまう。美咲にとって、養蜂家として自立する香織は憧れだった。美咲の心もポキリと折れ、崩壊へと向かっていく。

©映画「女たち」製作委員会