柄本佑「人間の底力と生きる力に溢れた今作」『心の傷を癒すということ《劇場版》』1月公開!

2020年1月にNHKで放送された柄本佑主演のドラマ「心の傷を癒すということ」が、視聴者からの反響を受け、もっと多くの人に鑑賞してもらいたいという制作側の想いで映画化され、『心の傷を癒すということ《劇場版》』として、2021年1月29日より公開されることが決定した。併せて、予告編、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。

本作は、1995年の阪神・淡路大震災時、自ら被災しながらも、被災者の“心のケア”に奔走した若き精神科医・安克昌が当時の記録を綴った著書「心の傷を癒すということ 神戸…365日」を原案として、NHKでドラマ化された本編を再編集した劇場版。

実在の人物をモデルに描く本作の主演・安和隆に扮するのは、高い演技力に定評のある柄本佑。その彼を支え続ける妻・終子役には、海外での受賞歴もあり数々の映画・ドラマで活躍中の尾野真千子。また、和隆の父を石橋凌、母をキムラ緑子、兄を森山直太朗、弟を上川周作が好演。さらに、濱田岳、濱田マリ、近藤正臣と脇を固める実力派俳優たちが集結した。

予告編には、精神科医の道に進みたい安和隆(柄本佑)と父・哲圭(石橋凌)との口論、最愛の人・終子(尾野真千子)との出会い、新しい家族の誕生、そして発生した阪神・淡路大震災の様子が映し出される。被災地で心のケアに奔走していくなかで「心のケア」とは何か、を理解した和隆の柔らかな笑顔が印象的だ。

本映像でも流れる主題歌は、自身が出演した映画に初めて書き下ろし曲を提供する、森山直太朗の「カク云ウボクモ」。一度聴いたら思わず口ずさんでしまう、オノマトペのフレーズが耳に残る楽曲である。

ポスタービジュアルには、白衣に身を包んだ若き精神科医・和隆の姿が収められる。阪神淡路大震災の際に自ら被災しながらも、手探りで多くの被災者の声に耳を傾け、心の痛みを共に感じ、寄り添い続ける。誰からも愛され頼りにされた安先生の診察を受けに行ったような、そんな気にさせられるビジュアルになっている。

■柄本佑(安和隆役) コメント
「心の傷を癒すということ」が再編集され劇場版として生まれ変わることとなりました。2時間になった事でオリジナルとは違った新たな魅力を発見していただけると思います。しかもスクリーンでっ!!逞しく、人間の底力と生きる力に溢れた今作をぜひ劇場でご覧いただけたら嬉しいです。

『心の傷を癒すということ《劇場版》』
2021年1月29日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
演出:安達もじり 松岡一史 中泉慧
原案:安克昌「心の傷を癒すということ 神戸…365日」
脚本:桑原亮子
音楽:世武裕子
主題歌:森山直太朗「カク云ウボクモ」
出演:柄本佑 尾野真千子 濱田岳 森山直太朗 浅香航大 清水くるみ 上川周作 濱田マリ 谷村美月 趙珉和 内場勝則 平岩紙 キムラ緑子 石橋凌 近藤正臣
配給:ギャガ

【ストーリー】 幼少期に自分のルーツが韓国にあると知って以来、自分は何者なのか模索する安和隆(柄本佑)。やがて、人の心に関心を持ち、父(石橋凌)に猛反対されるも精神科医の道を志す。そんな中、映画館で出会った終子(尾野真千子)と恋に落ちる。精神科医となった和隆は、終子とおだやかな家庭を築いていた。しかし、第一子が誕生してまもなく、大地震が神戸の街を襲う。和隆は避難所で多くの被災者の声に耳を傾け、心の傷に苦しむ人たちに寄り添い続け、「心のケア」に奔走する。5年後、街は徐々に復興を遂げ、和隆も新しい病院に移り、理想の医療に燃えていたが、ある日、和隆にがんが発覚する…。

©映画「心の傷を癒すということ」製作委員会