81歳の写真家・森山大道の素顔を明らかにしていくドキュメンタリー『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』が、2021年4月30日より公開される。このほど、菅田将暉がナレーションを務める本予告編がお披露目となった。
スナップショットの帝王として知られ、世界で最も尖った81歳の写真家・森山大道は、国内外の若手クリエイターから絶大な支持を集めており、菅田将暉や宇多田ヒカル、木村拓哉、ONE OK ROCKなど、時代を彩るトップスターを積極的に撮影するとともに、写真のノーベル賞と呼ばれるハッセルブラッド賞を受賞するなど名実ともに写真界のトップに君臨している。けれども、万華鏡のようなパブリックイメージとは裏腹に、天才の内実に触れた者はわずかしかいない。内省と含羞。沈黙と熱狂。憂愁と知性。その人生は、写真同様、解きがたい謎として、ファンを魅了してきた。森山大道とは、いったい何者なのか?本作は、カメラと一体化した写真家のみずみずしい身ぶりを大胆に捉え、見るものを魔法にかけるような作品の魅力と、いままで誰も見たことのなかった彼の素顔を明らかにしていく。
本作は11月3日、5日にイギリス最大のインディペンデント映画祭である「レインダンス映画祭」の「Arty」部門に正式招待上映されたほか、10月17日~19日に開催された中国最大級のドキュメンタリー映画祭「西湖国際ドキュメンタリー映画祭」でも正式招待上映された。
菅田将暉は本編オープニングのナレーションを担当しており、本予告編でも菅田のナレーションが一部使用されている。
『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』
2021年4月30日(金)より、新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開
監督・撮影・編集:岩間玄
音楽:三宅一徳
出演:森山大道 神林豊 町口覚
配給:テレビマンユニオン
©『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』フィルムパートナーズ