成田凌と清原果耶が予備校講師とその教え子をダブル主演で演じる、『婚前特急』の前田弘二監督作『まともじゃないのは君も一緒』。新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて11月の劇場公開が延期されていたが、このほど、新たな公開日が2021年3月19日に決定し、特報映像とティザービジュアルもお披露目となった。
本作は、世の中の“普通”に馴染めない、おかしな二人の物語。予備校講師・大野は、独身・彼女なしで、ずっと一人で大好きな数学の世界で生きてきた。今の生活に不満はないが、このままずっと一人なのかと不安になることもある。自分だって普通に結婚したい。ただ、普通が何かわからない。教え子の香住はそんな大野を“普通じゃない”と指摘してくれる唯一の相手。大野は香住に「どうしたら普通になれる?普通を教えてほしい」と頼み込むのだが…。
特報映像は、香住(清原果耶)が「もったいないね!中身がまともだったら絶対彼女できると思う」と大野(成田凌)に言い放ち、それを不思議そうに「まとも?」と大野が返すシーンから始まる。あいみょんなどの楽曲プロデュースも行うクリエイター・関口シンゴによる軽快な音楽がリズムよく流れるなか、大野は「先生のこと好きなんです」と告白する女性に対し「それ定量的に言ってもらえるかな」とピントがずれた発言をし、香住の「先生、一生結婚できないと思う」という言葉に衝撃を受ける。「普通に結婚がしたいんだよ」と言う大野に「先生は普通以下!だから私の言うことを聞いて」と畳み掛け会話の応酬が続く。ラストは「世の中の“普通”に馴染めないおかしな二人の奮闘記」というコピーが浮かび上がり、観るものをその世界観に引きずり込む映像になっている。
ティザービジュアルは、大野と香住のインパクトのある表情の顔の切り抜きが印象的。タイトル『まともじゃないのは君も一緒』に対し、「いたって普通の映画です。」というコピーが本作のおかしみを伝える。「ま」「と」「も」「じゃ」「ない」「のは君も一緒」の映画タイトル文字は、個性的な世界観で注目を集めるイラストレーター・福嶋舞が担当した。
『まともじゃないのは君も一緒』
2021年3月19日(金) 全国公開
監督:前田弘二
脚本:高田亮
音楽:関口シンゴ
出演:成田凌 清原果耶
配給:エイベックス・ピクチャーズ
【ストーリー】 予備校講師・大野(成田凌)は、独身・彼女なし。ずっと一人で大好きな数学の世界で生きてきた。今の生活に不満はないが、このままずっと一人なのかと不安になることもある。自分だって普通に結婚したい。ただ、普通が何かわからない。女の子とデートをしてもなんだかピントがずれているような空気は感じているが、どうしていいのかはわからない大野。教え子の香住(清原果耶)はそんな大野を“普通じゃない”と指摘してくれる唯一の相手。大野は香住に「どうしたら普通になれる?普通を教えてほしい」と頼み込むのだが…。
©2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会