清原果耶「そのままじゃ一生結婚できないと思う!」、成田凌「えっ…」オフショットも収録!『まともじゃないのは君も一緒』ロング予告編

成田凌と清原果耶が予備校講師とその教え子をダブル主演で演じる、『婚前特急』の前田弘二監督作『まともじゃないのは君も一緒』が、3月19日より公開される。このほど、本作のロング予告編がお披露目となり、併せて、4月9日より台湾・台北市で開幕する台北金馬ファンタスティック映画祭で上映されることが決定した。

本作は、世の中の“普通”に馴染めない、おかしな二人の物語。予備校講師・大野は、独身・彼女なしで、ずっと一人で大好きな数学の世界で生きてきた。今の生活に不満はないが、このままずっと一人なのかと不安になることもある。自分だって普通に結婚したい。ただ、普通が何かわからない。教え子の香住はそんな大野を“普通じゃない”と指摘してくれる唯一の相手。大野は香住に「どうしたら普通になれる?普通を教えてほしい」と頼み込むのだが…。

ロング予告編は、“残念すぎるイケメン”大野(成田凌)と、“普通を知ったかぶる女”香住(清原果耶)の息の合った掛け合いをたっぷり収録。カットがかかった後の二人のコミカルなやり取りや、笑いを堪え切れず吹き出してしまう姿も収められ、現場の和やかな雰囲気が伝わってくる。そして、異常なほどに理屈を並べる大野に対して「はやくち」「ちょっとなに言ってるのかよくわからない」などの的を得たテロップや、「でもスーツ似合う」「顔はイケメン」など大野のルックスだけは褒めるテロップなど、くすっと笑える演出が随所に散りばめられる。世の中に馴染めない凸凹すぎる二人の掛け合いも見どころの一つだが、宮本(小泉孝太郎)と美奈子(泉里香)の登場により、二人の関係に徐々に変化が訪れ、感情を表に出してこなかった二人がぶつかり合うシーンは、観る者が自分事と思ってしまうほどの説得力があり、誰しもが自分も普通を装っていると感じずにはいられないだろう。“普通とは”という究極の問いに直面した二人が出した答えとは?

台北金馬ファンタスティック映画祭は、1962年に台湾映画の普及を目的に発足した、台湾金馬映画祭のひとつで、ファンタスティック系(ホラー、スリラー、SF、恋愛、コメディ)をメインに構成される。最近では、サム・ライミ監督、デヴィッド・リンチ監督、宮藤官九郎監督の作品が上映された。今年は50作品の上映作のうち、日本作品が8作品を占めており、『まともじゃないのは君も一緒』は「Ain‘t No Cure For Love」部門にて上映される。

『まともじゃないのは君も一緒』
3月19日(金) 全国公開
監督:前田弘二
脚本:高田亮
音楽:関口シンゴ
主題歌:THE CHARM PARK「君と僕のうた」
出演:成田凌 清原果耶 小泉孝太郎 泉里香
配給:エイベックス・ピクチャーズ

【ストーリー】 「世間知らずにも程がある!」世の中の常識や普通が分からない男・大野(成田凌)。「普通に結婚して、普通に暮らしたい」と思うが世間に馴染めず。自分の何が普通と違うのか分からないでいる。香住(清原果耶)によって、初めて異性に好意を抱き、色んなことを知るきっかけになる。SNSなどあらゆる情報から、世の中を知ってるつもりでいる女子・香住。得意げにアドバイスするが、実は恋愛未経験で内面はウブ。「先生は普通以下。だから私の言うことを聞いて」と大野が何もしらないことをいいことに、言いたい放題、やりたい放題。「女の人と付き合えるようになる練習」と言って、憧れの宮本(小泉孝太郎)の婚約者の美奈子(泉里香)に大野を接近させることで、物語は、おかしな方向へ進んでいく。

©2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会