2006年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたスザンネ・ビア監督作『アフター・ウェディング』を、ジュリアン・ムーアとバート・フレインドリッチが製作に乗り出し、ハリウッドリメイクした『After the Wedding(原題)』が、邦題『秘密への招待状』として2021年2月に公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
本作は、デンマークが誇るスザンネ・ビア監督作『アフター・ウェディング』に惚れ込んだオスカー女優のジュリアン・ムーアと、彼女の夫で監督のバート・フレインドリッチが製作に乗り出し、豪華ハリウッドリメイクが実現したヒューマンドラマ。オリジナル版では男性二人が主人公だったが、ハリウッド版では女性二人に変更された。
億万長者の会社経営者テレサを演じるのは、製作も務めるジュリアン・ムーア。そして、社会の不平等と戦う理想主義者のイザベルには、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズが扮する。ニューヨークで自分の夢をかなえ続けるテレサ、インドで子供たちの夢をかなえる手助けをするイザベル。住む世界も考え方も全く異なる二人が、生みの親と育ての親という立場になり、愛と葛藤に引き裂かれていく姿を、ハリウッドのトップに立つ俳優たちが繊細かつエモーショナルに演じきる。
予告編は、インドで救護活動に人生を捧げるイザベル(ミシェル・ウィリアムズ)と、ニューヨークでメディア会社を経営するテレサ(ジュリアン・ムーア)という、住む世界も考え方も全く異なる二人が出会うシーンから始まる。イザベルは、テレサに自身の孤児院を支援してもらうためにニューヨークを訪れるが「少し時間が欲しい。娘の結婚式に来てくれればもっと話せる」と招待を受け、訝しげに参列する。しかし、そこで出会ったテレサの夫はイザベルが過去に別れた恋人、オスカーだった。さらに、目の前の新婦グレイスがオスカーとの間にできたイザベルの娘だと気づく…。元恋人、そして娘の存在が明らかになり、結婚式の後に繋がり始めた二人の人生。テレサの「助けて」という言葉の真意とは?彼女たちの秘密の奥に隠されたもう一つの真実とは?
ポスタービジュアルには、テレサとイザベルが、「繋がりはじめたふたりの人生」というコピーを挟み対になり、家族の衝撃的な“真実”と、新たな“秘密”が明かされる結婚式の写真も配置されている。
『秘密への招待状』
2021年2月 TOHOシネマズ シャンテにて全国ロードショー
監督・製作:バート・フレインドリッチ
製作・出演:ジュリアン・ムーア
出演:ミシェル・ウィリアムズ ビリー・クラダップ アビー・クイン
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 長きにわたって隠された真実が暴かれ、古傷の痛みに苦しむ4人の親子。だが、ようやくそれも乗り越えて前向きな関係性が生まれたかと思われたその時、新たな秘密が明かされる…。
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