アカデミー賞助演女優賞に2度ノミネートされた経歴を持つジャッキー・ウィーヴァーが、ゲイバー再建に奮闘する主婦役に挑んだヒューマンドラマ『STAGE MOTHER(原題)』が、邦題『ステージ・マザー』として、2021年2月に公開されることが決定した。
本作は、あらゆる偏見の壁を乗り越え、チャレンジすることで見えてくる、新たなる希望と友情を描くハートウォーミングストーリー。ある日、テキサスに住むごく普通の主婦メイベリンは、ゲイバーのオーナーでドラァグクイーンの息子の死をきっかけに、彼が経営するバーを相続することになってしまった。息子が生きているときにはわかり合えなかった後悔をバネに、彼が自分らしく生きた街で、メイベリンもまた自分らしさとは何か、生きるとは何かを見つめ直していく。
プロデューサーは、『キッズ・オールライト』やNetflix映画『シカゴ7裁判』を製作したJ・トッド・ハリス。主演は、『アニマル・キングダム』と『世界に一つのプレイブック』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたジャッキー・ウィーヴァーが務める。そのほか、『キル・ビル』、「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」のルーシー・リューや、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のエイドリアン・グレニアーが出演。また、トランス女性のドラァグクイーン・チェリー役に、同じくトランス女性の俳優で『タンジェリン』の好演で知られるマイア・テイラーが扮する。
『ステージ・マザー』
2021年2月 TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督:トム・フィッツジェラルド
プロデューサー:J・トッド・ハリス
出演:ジャッキー・ウィーヴァー ルーシー・リュー エイドリアン・グレニアー マイア・テイラー
配給:リージェンツ
【ストーリー】 テキサスの田舎町に住むごく普通の主婦メイベリン(ジャッキー・ウィーヴァー)は、ある日息子リッキーの訃報を受ける。長らく疎遠だった息子の最後を見届けるため、夫の反対を押し切りサンフランシスコへ。そこで、リッキーのパートナーであるネイサンから、彼がドラァグクイーンでゲイバーを経営していたことを知る。さらに、遺言を遺さずに他界したため、バーの経営権は母親のメイベリンにあること、そのバーが破綻寸前の危機にあることが発覚する。彼女は困惑しながらも、愛する息子の遺したゲイバーを再建するために立ち上がるが…。
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