ジジイとJKの間で勃発する“グラフィティを描き合う”戦い!『グラフィティ・グラフィティ!』11月公開!

京都国際映画祭2019、第15回山形国際ムービーフェスティバル2019などで映画賞を総なめにする短編コメディ『グラフィティ・グラフィティ!』の公開日が11月20日に決定した。併せて、予告編、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となり、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。

本作は、田舎と都会の真ん中で、ジジイと女子高生がグラフィティを描き合う戦いを繰り広げる物語。2019年にシネマハウス大塚にて3日間のみ自主上映を開催。SNSを中心に若い世代の支持を受け、映画本編に登場するグラフィティ・アートによるオリジナルグッズは即完売となった。また、京都国際映画祭2019のクリエイターズ・ファクトリーでグランプリと観客賞を受賞、第15回山形国際ムービーフェスティバル2019、第12回福岡インディペンデント映画祭2020でもグランプリを受賞するなど、数々の映画祭を席巻している。

本作では世界的に大活躍中のグラフィティ(※)・アーティスト、SHIROが全面協力しており、映画本編に登場するグラフィティ、タイトルロゴなど複数書き下ろし作品を手掛ける。数々のグラフィティが、映画を華やかなものに彩る。
※グラフティティとは、街の壁にスプレー缶で描いた文字や絵のこと。

▼スタッフ コメント

■松尾豪(監督)
あなたの背中を押してくれる人はいますか?映画『グラフィティ・グラフィティ!』は夢に焦がれたことのある全て人に贈る青春ハートフルコメディ映画です。そして、家族ではない、友達でもない、奇妙だけど温かい…そんな人間関係が現代には必要なのではないだろうか?という思いで主人公の柚子と権三を描きました。そして、世界中で大活躍しているグラフィティ・アーティストSHIRO監修による数々のグラフィティが映画を彩ります。是非ともお楽しみください!

■SHIRO
最初、絵がない状態での完成されたキャストの演技を見て、あ!これは下手なのを描いちゃダメだと思いました。メインになる絵の作品を描いてる間中、監督が真横に張り付いて作品への熱い想いを語ってくれた。話を聞いてるうちにグラフィティを始めたばかりの22年前の自分が主人公の柚子と全く同じ気持ちで絵を書いていたのを鮮明に思い出しました。熱い監督に触発されて、柚子とシロ、完全にシンクロしてます。

▼著名人 絶賛コメント

■矢部太郎(芸人・漫画家)
おすすめです!あのバンクシーのネズミの絵をカワイイと言ったあの方にもおすすめしたい!池袋での上映、東京への贈り物かも?

■池田明季哉(小説家)
『グラグラ』めちゃくちゃよかったです…!キャラクターも物語もシンプルに整理されていて、エンターテイメントとしての質の高さに驚きました。もちろんアートの一種を手掛ける人間として、メッセージも共感ばっちりでした。創作好きなら絶対に刺さる。

■村川透(映画監督)
映画の世界に入って60年になりますが、例えるならN.Y.派のジャズからフレンチ・ジャズへと変わったかのような、新しい発見だった!

『グラフィティ・グラフィティ!』
11月20日(金) TOHOシネマズ 池袋にて公開
監督・脚本・編集:松尾豪
共同脚本:宮本佳奈 吉澤太智
出演:渡邉梨香子 萩原正道 角健士 村上真衣

【ストーリー】 田舎と都会の真ん中で勃発する、ジジイと女子高生のある戦いの物語。ある日の夜、女子高生の柚子は悪友の誘いで、商店街のシャッターに落書き(グラフィティ)を描いてしまう。翌朝そのグラフィティに気づいた家主の権三は大激怒。しかし彼は通報するでもなく、上からペンキで「ヘタクソ!」と書きなぐった。それに気づき激怒した柚子も、また上からグラフィティを描く。その日を境に柚子と権三は毎朝毎晩、グラフィティを描き合う戦いを繰り広げる。柚子は次第にグラフィティ自体の楽しさに目覚めていく。

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