ジャム&ルイスがプロデュースするLMYKが主題歌を担当!『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』予告編&ポスタービジュアル

中国の漫画家、アニメ監督のMTJJ及び寒木春華(HMCH)スタジオが制作したアニメ作品で、主要キャラクターの日本語吹替を花澤香菜、宮野真守、櫻井孝宏が担当する『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』が、11月7日より公開される。このほど、本作の主題歌がLMYKによる「Unity」に決定し、併せて、予告編、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。

本作は、2011年3月17日から動画サイトで公開された後、中国アニメを代表する作品まで成長したWEBアニメシリーズの劇場版。中国国内での興行収入は3.15億人民元(約49億円)を記録し異例の大ヒットとなった。

予告編では、人間たちによって居場所を失った黒猫の妖精シャオヘイが、ムゲンやフーシーをはじめとする様々な妖精や人々に出会い、人間と妖精の生き方の違いに苛まれながらも成長し自ら未来を切り拓いていく姿が映し出される。さらに本作の見どころの一つでもある、圧巻のバトルシーンも垣間見ることが出来る。人間と妖精の未来は果たして?そしてシャオヘイが選ぶ未来とは?

本映像を彩るのは、本作の主題歌「Unity」でメジャーデビューを果たすLMYKの歌声だ。LMYKは、ジャネット・ジャクソンやチャカ・カーン、宇多田ヒカルらを手掛けたアメリカの伝説的ヒットプロデューサーチーム、ジャム&ルイスによってプロデュースされた。本編を彩る主題歌にも期待が膨らむ。

■LMYK(主題歌) コメント
私にとってこの作品の一番の魅力はキャラクターとストーリーから溢れる優しさと希望です。人間と妖精の共存や自然破壊といったタイムリーで深刻なテーマを提示する一方で、仲間同士の愛情とそれぞれの諦めない姿が繊細かつ堂々と表現されています。それに最も心を動かされ、日本語吹替版主題歌を制作する上での軸となりました。一人一人異なるからこそぶつかり合う。だけど別々じゃない。みんな同じ行き先を見つめ、同じように安らげる居場所を探し求めている。白黒つかない世界で成長していく無垢であどけないシャオヘイから気付かされました。アニメーション、ストーリー共に素晴らしいこの作品に「Unity」が起用されてとても光栄です。対立と調和は繰り返されますが、この映画、そして曲が大きな変化へのきっかけになれると信じています。

ポスタービジュアルには、シャオヘイを中央に、都会の風景と自然の風景の異なる方向を向くムゲンたちとフーシーたちの姿が収められており、彼らの異なる未来とシャオヘイを中心に巻き起こる壮大なバトルを予感させる。

併せて、第1弾の前売り券が発売されると全国の劇場で売切れが相次いだことを受け、第2弾特典付き前売り券が10月16日より発売されることが発表された。特典はクリアチケットホルダー。価格は1,500円(税込)。

『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』
11月7日(土) 全国公開
監督・原作・脚本:MTJJ
脚本:彭可欣 風息神涙
制作会社:北京寒木春華動画技術有限公司
主題歌:LMYK「Unity」
日本語吹替版キャスト:花澤香菜 宮野真守 櫻井孝宏 斉藤壮馬 松岡禎丞 杉田智和 豊崎愛生 水瀬いのり チョー 大塚芳忠 宇垣美里
配給:アニプレックス チームジョイ

【ストーリー】 人間たちの自然破壊により、多くの妖精たちが居場所を失っていた。森が開発され、居場所を失った黒猫の妖精シャオヘイ(声:花澤香菜)。そこに手を差し伸べたのは同じ妖精のフーシー(声:櫻井孝宏)だった。フーシーはシャオヘイを仲間に加え、住処である人里から遠く離れた島へと案内する。その島に、人間でありながら最強の執行人ムゲン(宮野真守)が現れる。フーシーたちの不穏な動きを察知し、捕えにきたのだ。戦いの中、シャオヘイはムゲンに捕まってしまう。なんとか逃れたフーシーたちはシャオヘイの奪還を誓い、かねてから計画していた「ある作戦」を始める。一方、ムゲンはシャオヘイとともに、人と共存する妖精たちが暮らす会館を目指す。シャオヘイは、新たな居場所を見つけることができるのか。そして、人と妖精の未来は、果たして…。

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