『僕等がいた』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩監督の最新作で、吉高由里子と横浜流星のダブル主演で贈る恋愛映画『きみの瞳（め）が問いかけている』が、10月23日より公開される。このほど、10月8日に青山学院大学にて特別授業イベントが実施され、特別講師として吉高由里子、横浜流星が登壇した。

リモートで参加する学生から質問を受けることになった吉高と横浜。二十歳の女子学生の「二十歳のうちにやっておいた方が良いことは？」という質問に、「二十歳になってから、大人と接する機会が増えた」という吉高は、「お酒や食事を通して出会う大人たちのお話が、すごく刺激的だった」そうで、出会いの大切さを語った。

「僕が言える立場ではないんですけど」と前置きした横浜は、「いろいろなことに挑戦して、失敗して、たくさん経験をして、人生を豊かにする。仕事をすると友人になかなか会えなくなるので、今の友達を大切にして、大学生活を満喫してほしい」とコメントした。

「どうすれば吉高さんのような大人の女性になれますか？」という女子学生の質問に、吉高は「私は振り絞って演じてるだけで、全然ダメダメなんですよ（笑）」と本音をポロリ。「失敗するのって、怖いことじゃないんですよ。失敗を知らないほうがよっぽど怖い。たくさん失敗して、たくさんの自分の感情を知ってほしい」と学生にアドバイスした。

「横浜さんみたいなかっこいい男性になるには、何が大切？」という男子学生からの質問に、横浜は「僕は本当にかっこいい人間ではないので…（笑）。本当にポンコツですし、どんくさいですし…」と自分を卑下。しかし、吉高の「でも、貫くじゃん」というフォローに納得したようで、「自分がやりたいこととか、明確な目標を作って、諦めずに続けることは、自分中で大切にしている」と述べ、「一緒に頑張りましょう！」と学生にエールを送っていた。

『きみの瞳（め）が問いかけている』
10月23日（金）より、ＴＯＨＯシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督：三木孝浩
主題歌：BTS「Your eyes tell」
出演：吉高由里子　横浜流星　やべきょうすけ　田山涼成　野間口徹　岡田義徳　奥野瑛太　般若　森矢カンナ　坂ノ上茜　町田啓太　風吹ジュン
配給：ギャガ

【ストーリー】　目は不自由だが明るく愛くるしい明香里（吉高由里子）と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁（横浜流星）。小さな勘違いから出会った二人は惹かれあい、ささやかながらも掛け替えのない幸せを手にした…かに見えた。ある日、明香里は、誰にも言わずにいた秘密を塁に明かす。彼女は自らが運転していた車の事故で両親を亡くし、自身も視力を失っていたのだ。以来、ずっと自分を責めてきたと言う明香里。だが、彼女の告白を聞いた塁は、彼だけが知るあまりに残酷な運命の因果に気付いてしまっていた…。

©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会 ©2020 Gaga Corporation / AMUSE,Inc. / Lawson Entertainment,Inc.