アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作!過去を偽り聖職者として生きる男の運命を描く『聖なる犯罪者』2021年1月公開!

ポーランド映画界を牽引するヤン・コマサ監督作で、第92回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた、実話を基にした映画『Corpus Christi(英題)』が、邦題『聖なる犯罪者』として2021年1月15日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、過去を偽り聖職者として生きる男の運命を描いた、実話を基にしたストーリー。少年院に服役中のダニエルは、前科者は聖職に就けぬと知りながらも、神父になることを夢見ている。仮釈放となり田舎の製材所で職を得たダニエルはふと立寄った教会で、新任の司祭と勘違いされ司祭の代わりを命じられる。司祭らしからぬダニエルに村人たちは戸惑うが、徐々に人々の信頼を得ていく。数年前、この村で起こった凄惨な事故を知ったダニエルは、心に深い傷を負った村人たちを癒そうと模索する。そんな中、少年院にいた男が現れすべてを暴くとダニエルを脅し、事態は思わぬ方向へと転がりだす…。

本作は2019年ベネチア国際映画祭内のベニス・デイズ部門でプレミア上映され、その後、ポーランドのアカデミー賞とされる「2020 ORL Eagle Awards」で監督賞、作品賞、脚本賞、編集賞、撮影賞ほか11部門を受賞した。以降、世界中の映画祭を席巻し、作品賞、監督賞、主演男優賞を中心に計49の賞を獲得。遂には、ポン・ジュノ監督作『パラサイト 半地下の家族』やベドロ・アルモドバル監督作『ペイン・アンド・グローリー』と肩を並べて第92回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。ポーランド代表作品がノミネートされたのは、前年の『COLD WAR あの歌、2つの心』に続いて2年連続の快挙となる。

監督は、ポーランド出身のヤン・コマサ。長編デビュー作『スーサイド・ルーム』は第61回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品、続く第2作『リベリオン ワルシャワ大攻防戦』は本国ポーランドで大ヒットを記録した。そして、最新作『ヘイター』(現在Netflixにて配信中)はトライベッカ映画祭のインターナショナル・ナラティブ部門で最優秀作品賞を受賞する快挙を成し遂げ、今世界で最も注目される若き監督の一人となった。主演は、弱冠28歳のバルトシュ・ビィエレニア。少年院出身のダニエルと司祭トマシュという真逆の人物像を息もつかせぬ緊張感をもって演じきり、第55回シカゴ国際映画祭、第30回ストックホルム映画祭にて主演男優賞受賞を受賞し、第70回ベルリン国際映画祭では若手俳優に与えられる2020ヨーロピアン・シューティングスターにも選出された。

『聖なる犯罪者』
2021年1月15日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
監督:ヤン・コマサ
出演:バルトシュ・ビィエレニア エリーザ・リチェムブル アレクサンドラ・コニェチュナ トマシュ・ジィェンテク
配給:ハーク

【ストーリー】 少年院に服役中のダニエル(バルトシュ・ビィエレニア)は、前科者は聖職に就けぬと知りながらも、神父になることを夢見ている。仮釈放となり田舎の製材所で職を得たダニエルはふと立寄った教会で、新任の司祭と勘違いされ司祭の代わりを命じられる。司祭らしからぬダニエルに村人たちは戸惑うが、徐々に人々の信頼を得ていく。数年前、この村で起こった凄惨な事故を知ったダニエルは、心に深い傷を負った村人たちを癒そうと模索する。そんな中、少年院にいた男が現れすべてを暴くとダニエルを脅し、事態は思わぬ方向へと転がりだす…。

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