井上真央が男たちにブチギレ!コメの価格高騰を阻止せよ!本木克英監督作『大コメ騒動』特報映像&ポスタービジュアル

『超高速!参勤交代』の本木克英監督と井上真央が再タッグを組んだ映画『大コメ騒動』(読み:だいこめそうどう)の公開日が2021年1月8日に決定し、米騒動発祥の地である富山県では2021年1月1日より先行公開されることが決定した。併せて、追加キャストとして、石橋蓮司、鈴木砂羽、吹越満、木下ほうからが出演することが発表され、特報映像とポスタービジュアルもお披露目となった。

本作は、約100年前に富山で起こった「米騒動」の史実に基づき、そこで活躍した女性たちにスポットを当て描いた痛快エンタテインメント。

周りに流され自己主張が苦手ながらも、実は聡明な主人公・松浦いとを演じるのは、映画やドラマでも多数主演を務め、数々の映画賞を受賞、日本を代表する女優の一人である井上真央。人気シリーズ『釣りバカ日誌』や『空飛ぶタイヤ』など数々の映画を手掛け、大ヒットを記録した『超高速!参勤交代』では日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した、富山県出身の本木克英がメガホンを取り、井上とは映画『ゲゲゲの鬼太郎』以来2度目のタッグとなる。共演として、夏木マリ、三浦貴大、そして富山県出身の室井滋、立川志の輔、西村まさ彦、柴田理恵、左時枝ら、豪華キャストが脇を固める。

新たなキャストとして、町一番の権力者である大地主に石橋蓮司。いと(井上真央)とともにコメ騒動に参加するおかか仲間に鈴木砂羽、舞羽美海、冨樫真。鈴木演じるトキの夫に吹越満。大阪の新聞社のデスクに木下ほうか。おかかたちを目の敵にする警察署長に内浦純一。いとらを取材する新聞記者に中尾暢樹。私塾の先生に工藤遥。そしていとの旧友に吉本実憂が扮する。

特報映像は、本木監督の手腕が光る、リズミカルなテンポで展開する。輸出によるコメの価格高騰に頭を悩ませ、おかか(=女房)たちのリーダー・清んさのおばば(室井滋)に「何か手を打たないと…」と進言する主人公・いと(井上真央)の不安げな表情から一転、おばばの「コメを旅に出すなーー!」という掛け声とともに、コメを船に積み込む男たちに全力で飛びかかるいとたちの姿が、パワフルかつコミカルに映し出される。また、いとをはじめ、女仲仕として重労働に勤しむおかかたちの日焼けした姿も印象的だ。特に清んさのおばばを演じた室井は、自身の地元に実際にいたおばば的存在の人を参考に、衣装やメイクにこれでもかと汚しを加え、その強烈な姿は一目見たら忘れられないほど。健保もない。生保もない。明日食べるお米もない。超・格差社会を変えた女性たちの奮闘ぶりに、期待が高まる。

ポスタービジュアルは、いとをはじめ、おかからがコメの価格高騰を阻止すべく立ちはだかる勇ましい姿と、いとの怒りをストレートに表現した「もう我慢できん!」というキャッチコピーが鮮烈だ。

『大コメ騒動』
2021年1月1日(金)より、富山県にて先行公開
2021年1月8日(金)より、TOHOシネマズ 日本橋ほか全国公開
監督:本木克英
脚本:谷本佳織
音楽:田中拓人
出演:井上真央 三浦貴大 夏木マリ 立川志の輔 吹越満 鈴木砂羽 舞羽美海 左時枝 柴田理恵 木下ほうか 西村まさ彦 中尾暢樹 冨樫真 工藤遥 吉本実憂 内浦純一 石橋蓮司 室井滋
配給:ラビットハウス エレファントハウス

【ストーリー】 大正7年8月。富山の海岸に住むおかか(女房)たちは、毎日上がるコメの価格に頭を悩ませていた。夫や育ち盛りの子供達にコメを食べさせたくても高くて買えない。困ったおかかたちは、近くの米屋にコメを安く売ってくれと嘆願にいくが失敗。リーダーのおばばが逮捕されてしまう。コメの価格はますます高騰し、ある事故をきっかけに我慢の限界を迎えたおかかたちはついに行動に出る。

©︎2021「大コメ騒動」製作委員会