“事故物件住みます芸人” 松原タニシの自宅に潜入!曰く付きの人形たちと生活!?亀梨和也『事故物件 恐い間取り』

「恐すぎる!」と話題沸騰中の“事故物件住みます芸人”松原タニシによるベストセラーノンフィクションを、亀梨和也を主演に迎えて映画化する『事故物件 恐い間取り』が、8月28日より公開される。このほど、本作の原作者で、“事故物件住みます芸人”として2012年から10軒の事故物件に住む松原タニシが、現在も住まいとして契約する都内の事故物件の室内の様子がお披露目となった。

本作は、“事故物件住みます芸人”松原タニシの実話をベースに描くリアルなホラーエンターテイメント。

松原タニシが現在も住まいとして契約している12畳1ルームの都内の事故物件は、一人の若手芸人の住まいには似つかわしくない怪しい雰囲気が漂う空間だった。ここは、かつて男性が亡くなったという曰く付きの部屋。部屋で松原と並んでソファに座る愛らしい(?)人形は、先日行われた本作の完成記念イベントでも登場したみゆきと菊姫。松原は様々な人形たちと共に暮らしており、なぜ数多くの人形と住んでいるかというと、当人が事故物件に住んでいるせいか、“松原自身”に曰く付きの人形が集まってくるからであるという…

▼松原タニシに寄って来る曰く付きの人形たち

■みゆき(写真右)
1軒目の事故物件からいる赤ちゃん人形。松竹芸能養成所の小道具だった。表情が変わる。宣伝スタッフが部屋に訪れた時、みゆきの視線を常に感じていたとの証言が。松原に好意を抱く人に対して嫉妬するらしく、嫉妬されると部屋にみゆきがやってきて夜中に高速で飛び交う。

■菊姫(写真左)
上半身と下半身が真っ二つに割れた市松人形。その隙間に別の市松人形の首が収納されていた。古物商の倉庫に置いているとガラスの割れる音を鳴らす。松原が部屋に持って帰ったその日に子供視点の夢を見て、朝、目が覚めた時にお漏らしをしてしまったそうだ。

■孔子
菊姫の上半身と下半身の間に収納されていた市松人形の首。鞄の中に入れてラジオ局に行こうとしたら、受付で「もう一人の方の名前も書いてください」と守衛のおじさんに言われる。首の裏側に「東光」という文字が小さく書かれていて、調べると松乾斎東光という市松人形作家の作品であることがわかり、実際に孔子の首を持って会いに行き、胴体部分を作ってもらった。完成した時、喜びのあまり胴体から着脱可能の首が目の前でぴょんと飛んだ。

■首セブン
思わずぎょっとしてしまうほどひときわインパクトを放つのは、写真左側にある首セブンといわれる7つのマネキン。3件目の事故物件の近くに落ちており、目があったことをきっかけに一緒に住み始めた。


▲同居人と戯れる松原タニシ


▲首セブンとみゆきを使用し、霊を呼び寄せる儀式を行う松原タニシ

『事故物件 恐い間取り』
8月28日(金) 全国ロードショー
監督:中田秀夫
原作:松原タニシ「事故物件怪談 恐い間取り」
脚本:ブラジリィー・アン・山田
音楽:fox capture plan
出演:亀梨和也 奈緒 瀬戸康史 江口のりこ MEGUMI 真魚 瀧川英次 木下ほうか 加藤諒 坂口涼太郎 中田クルミ 団長安田 クロちゃん バービー 宇野祥平 高田純次 小手伸也 有野晋哉 濱口優
配給:松竹

【ストーリー】 芸人の山野ヤマメ(亀梨和也)は、中井大佐(瀬戸康史)とお笑いコンビ「ジョナサンズ」を組んでいたが、全く売れず、結成から10年目となり、これ以上続けても無理だと感じた中井から、コンビを解散し放送作家になると告げられる。突然ピン芸人となり途方にくれるヤマメは、番組プロデューサーの松尾雄二(木下ほうか)からTV番組への出演を条件に「事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、殺人事件が起きた物件で暮らすことに。そこは一見普通の部屋だったが、初日の夜、撮影した映像には白い“何か”が映っていたり、音声が乱れたり、様々な怪奇現象が。OAした番組は盛り上がり、ネタ欲しさにさらなる怪奇現象を求めるヤマメは、不動産屋の横水純子(江口のりこ)に新たな事故物件の紹介を依頼。その後も様々な怪奇現象に遭遇し、ヤマメは“事故物件住みます芸人”としてブレイクしていく。一方、「ジョナサンズ」のファンで、メイクアシスタントの小坂梓(奈緒)は、人気が出るほど危険な状況に陥っていくヤマメを密かに心配する。だがレギュラー番組も決定したヤマメは、次なる事故物件を求めて再び不動産屋・横水の元を訪れる。そしてある事故物件で、ヤマメの想像を絶する恐怖が待っていた…。

©2020「事故物件 恐い間取り」製作委員会