岡田准一「チャレンジ!を合言葉に一種の狂気を帯びた現場になった」『ザ・ファブル』続編、2021年公開!堤真一、平手友梨奈らが参戦!

岡田准一主演で2019年6月21日に全国公開され、世界基準アクション、ハッピーな笑い、そして超豪華キャスト共演が大きな反響を呼び、笑撃の大ヒットを記録した映画『ザ・ファブル』。その続編となる『ザ・ファブル 第二章(仮)』が、2021年に公開されることが決定した。

“今一番面白いマンガ”と称され、累計750万部の人気を誇る同名コミックを映画化した『ザ・ファブル』。2019年6月21日に公開され、累計130万人以上を動員し同週末の映画ランキングにて邦画No.1に輝いた。そして劇場公開時の満足度調査で「続編に期待」(株式会社バルク調べ『ザ・ファブル』鑑賞者アンケートより/実施期間:2019年6月21日〜7月7日)と回答した96.5%の観客の熱い要望に応え、ついに本作がシリーズ化し、新作が誕生する。

前作に引き続き、殺しを禁じられて一般人として普通に生きる伝説の殺し屋・ファブル(偽名:アキラ)役に岡田准一。ファブルの妹として一般社会に潜入する相棒のヨウコ役に木村文乃。ファブルを幼い頃からプロの殺し屋に育てあげた絶対的なボス役に佐藤浩市。アキラが初めてのバイトを始めるデザイン会社社⻑・田高田役に佐藤二朗。バイト仲間で親の借金返済のために働くミサキ役に山本美月。裏社会の組織でファブルの世話人を請け負う真黒カンパニー社⻑・海老原(えびはら)役に安田顕。そして海老原の部下でファブルに憧れて「兄さん」と慕うクロ役に井之脇海など、前作でも話題となったキャラの濃い豪華キャストが再集結する。

さらに新たに参戦するキャストとして、ファブルの標的になりながらも、唯一逃げ切った男・宇津帆(ウツボ)を堤真一が熱演。表向きはNPO団体「子供たちを危険から守る会」代表だが裏の顔をもち、前作の敵たちをはるかに上回る最恐の男としてファブルの前に立ちはだかる。また、過去のある事件をきっかけに心を閉ざした訳アリな新ヒロイン・ヒナコに、初主演作『響-HIBIKI-』で第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞新人賞を受賞し、『さんかく窓の外側は夜』への出演も発表され音楽シーンだけでなく、女優として躍進中の平手友梨奈。宇津帆の右腕となる凄腕の殺し屋・鈴木役には、ドラマ「テセウスの船」ほか毎作品で強烈な印象を残す安藤政信が扮する。

世界基準に挑み超絶アクションが話題となった前作。本作では、岡田准一が制作段階から参加し、前作以上の驚愕アクションに挑戦する。特に「誰も殺してはいけない」「誰にも正体がバレてはいけない」というボスの指令をファブルが忠実に守りながら挑むアクションシーンでは、前作以上の難関ミッションが待ち受ける。

▼スタッフ&キャスト コメント

■岡田准一(アキラ/ファブル役)
江口監督をはじめスタッフみんなでチャレンジ!を合言葉に一種の狂気を帯びた現場になったと思います。僕だけではなくカメラマンさんやスタッフも吊られ、これは行けるか?無理か?など手探りで撮影したのも良い思い出です。現代物の日本エンタメアクションの枠を広げる良い映像が撮れていると思います。今回アキラと対峙する宇津帆役を、キャリアの節目になる作品でご一緒させていただいてきた堤真一さんにご出演いただけたことにご縁を感じ嬉しく思っています。早く完成した新作を見ていただきたい!原作ファンも映画ファンも期待してお待ちいただけると嬉しいです。

■木村文乃(ヨウコ役)
シリーズ化の話を聞いた時は、わくわくしたのを覚えてます。いざ脚本を読んだら、アクションが本当に大変そうだなと思いました。しかも今回は私のアクションシーンも満載なので、岡田さんにもアドバイスいただきながら、どうやったらヨウコらしくセクシーなアクションになるかを考え、練習しました。今回のファブルは岡田さんのアクションセンス無くして作り上げられないものだと思います!大変な状況下ではあったのですが、江口監督・スタッフの方々とこだわりぬいて作り上げました。これはもう超大作の予感しか無いです!

■堤真一(宇津帆役)
ここまで振り切った悪党の役をやったことは無かったので、これは自分にとって大きな挑戦になると思いました。宇津帆という人物は善良な表の顔と凶悪な裏の顔を持つキャラクターです。犯罪者の中には、自己正当化がうまいというか、自分の歪んだ正義感を疑わない人がいるように感じていたので、今回は、両極端に表と裏の違いを見せるような考え方ではなく、表の顔も裏の顔も両方とも自分にとっての正義だと思っている。そいつが世の中に普通に存在していることが一番怖いと考えて、この役を演じました。これまでも岡田君とは何度か共演しています。今回もそうですが、共演の度に岡田君のおかげでいろいろな役に出会わせてもらってる気がします。

■平手友梨奈(ヒナコ役)
オファーを頂いた時は、大ヒットした作品のシリーズ化ということと、そして今作のヒロインということで不安とプレッシャーがすごくありました。また、佐羽ヒナコという役に対しても、なぜ私なんだろうとビックリしたのを覚えています。前作を観たり、原作を読んだり、台本を読んでいくなかでヒナコというキャラクターを丁寧に届けたいと思ったこと、そして私自身もヒナコを応援したい気持ちになったのでやらせて頂きました。ヒナコを演じてみて、今でも私で大丈夫だったかなという不安はまだありますが、出演されている皆さん、監督、スタッフの皆さんも、いい作品にしようという想いを強く感じたので私なりのヒナコを精一杯表現したつもりです。前作とはまた違った魅力があると思うので、皆さんに届く作品になることを願っています。

■安藤政信(鈴木役)
オファーを受けた時、『ザ・ファブル』という映画の存在は知っていてすごく気になってはいたけど、自分の目で見たことがありませんでした。クランクインする前に前作を見て気持ちが引きずられるのが嫌だったので、撮影が始まって1ヶ月後ぐらいに見ました。江口監督は役者一人一人をしっかり演出できる監督だと思いました。初めて江口監督に出会って、江口監督と芝居のセッションが本当に楽しかったです。特に同じシーンの多かった岡田さん、木村さん、堤さん、平手さんという素晴らしい役者さんと出会えてとても楽しかったです。 皆さんのエネルギーがこの作品に残るといいなと思います。

■江口カン(監督)
岡田准一氏と共に目指したものは「前作を遥かに超える今までにないアクション映画」。岡田氏は前回同様ほとんどのアクションを自ら演じるのみならず、共演者のアクションも考案・指導。自分の出番がなくても現場に張り付くという徹底ぶりで今作アクションのクオリティを高次元に引き上げた。加えてレギュラー俳優陣による奇抜かつリアリティあるキャラクター造形。そしてファブルはなんといっても敵が命。今回の敵・堤真一氏の怪演かつ狂演。平手友梨奈氏の魂を揺さぶる熱演。安藤政信氏の妙に人間臭い匠演。これらが渾然一体となり、奇妙だが分厚い人間ドラマが生まれた。また、コロナによる⻑期中断という出口の見えない危機的状況を躱して撮り切れたのは、何よりもキャスト・スタッフの今作へのこだわりと情熱と愛情の賜物に他ならない。クランクアップした今、僕は前作を遥かに超える手応えに身震いしている。

■南勝久(原作)
今回、映画の続編のお話を頂き、脚本段階から打ち合わせに参加させて頂きました。原作ファン・映画ファンの両面からも前作以上に凄い作品になると確信しています。キャストでは宇津帆役を堤真一さんに受けて頂き、興奮と感謝の気持ちでいっぱいです。またヒナコ役の平手友梨奈さんも僕の第一希望でありました。その他のキャスティングも最初から最後まで、しっかりと摺り合わせをして頂き、心から感謝しております。またコロナ騒動の中、撮影が中断するなど大変だったはずですが、江口カン監督、岡田准一さんをはじめとするキャストの皆様、関係者の皆様、本当にお疲れ様でございました。完成をいちファン目線で本当に楽しみに待ち望んでおります。

『ザ・ファブル 第二章(仮)』
2021年 全国公開
監督:江口カン
原作:南勝久「ザ・ファブル」
出演:岡田准一 木村文乃 堤真一 平手友梨奈 安藤政信 山本美月 佐藤二朗 井之脇海 安田顕 佐藤浩市
配給:松竹

【ストーリー】 どんな相手も6秒以内に殺す…。裏社会で伝説の殺し屋と恐れられる“ファブル(寓話)”=通称アキラ(岡田准一)は、ボスからの命令「誰も殺すな。<普通>に暮らせ」を守りながら、相棒のヨウコ(木村文乃)と兄妹のフリをして太平市で暮らしている。アルバイト先のデザイン会社・オクトパスでも、社⻑の田高田(たこうだ/佐藤二朗)と社員のミサキ(山本美月)にもいまだ素性はバレず、アキラが描いたイラストに二人は大爆笑している平和な毎日…。だがこの街では、最狂の男が暗躍していた。表向きは安全な街づくりを推進するNPO代表、しかし裏では緻密な計画で人を追い詰めて金を騙し取っては消す超危険人物・宇津帆(ウツボ/堤真一)。ミステリアスな凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)と組み、人々を罠に陥れる宇津帆は、次なるターゲットとしてオクトパスのある人物に目を付けていた。同じ頃アキラは偶然、車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)と出会う。二人はアキラにとって忘れられない過去のある事件で繋がっていた。そしてこの再会が、この街全員を巻き込んだ大騒動に発展するとは、まだ誰も想像していなかった…!

©2021「ザ・ファブル 第二章」製作委員会