小説家の卵と少年の初々しい恋愛を描くBLアニメ映画『海辺のエトランゼ』予告編、本ポスタービジュアル!アニメ原画展も開催!

沖縄の離島を舞台に小説家の卵と少年の初々しい恋愛を描いた、紀伊カンナによる人気BL(ボーイズラブ)コミックの劇場アニメ化となる『海辺のエトランゼ』が、9月11日より公開される。このほど、本作の予告編と本ポスタービジュアルがお披露目となり、併せて、アニメ原画展が9月4日から9月14日にわたり、渋谷PARCO GALLERY Xにて開催されることが決定した。

本作は、沖縄の離島を舞台に、小説家の卵・橋本駿と、海辺に物憂げに佇む少年・知花実央の初々しくも、もどかしい恋愛を描いたボーイズラブストーリー。二人のドラマと美しい沖縄の自然が、光、色彩、音、すべてにこだわって丹念に描かれる。

夜の海辺のベンチに座り、海を眺める実央の姿から始まる予告編。寂しそうな表情を浮かべる実央が、駿と出会い、惹かれ、「俺、シュンのこと好きだよ」と告白。気持ちが通じ合ったことが嬉しいと思う反面、過去の経験から同性同士という関係に悩む駿と、そんな駿の姿に心が揺れ、悲しい表情を見せる実央が映し出される。加速していく二人の気持ちにMONO NO AWAREが歌う主題歌「ゾッコン」が寄り添う。

本ポスタービジュアルには、縁側に座り、楽しそうな表情を浮かべスイカを頬張る駿と実央、二人と同じく縁側に座る桜子、優しい表情で駿と実央を見つめる宿のおばちゃん、ビール片手に鈴が持つ食べ物をつまみ食いしようとする絵理など、本作に登場するキャラクターが勢ぞろいした、可愛いワンシーンが描かれている。

9月4日より渋谷PARCO GALLERY Xにて開催されるアニメ原画展では、アニメ原画だけではなく、設定画や美術ボードといった映画を作り上げた1つ1つの資料を展示。紀伊カンナ描き下ろしの原画展オリジナルグッズも発売される。オリジナルグッズは、後日PARCO通販でも販売予定。入場に関しての案内は後日公式HPにて発表される。

■『海辺のエトランゼ』アニメ原画展 概要
開催日:9月4日(金)~9月14日(月)
営業時間:11時00分~21時00分(予定)/会期中無休 ※新型コロナウイルス感染拡大防止につき変動の可能性あり。その場合は渋谷パルコの営業時間に準ずる。
場所:渋谷PARCO GALLERY X
入場料:500円(入場特典・非売品ポストカード付)
展示品:アニメ原画・設定画・美術ボード、映画用に紀伊先生が描き下ろしたイラスト(複製)など
展開商品:Tシャツ、アクリルクリップ、キャンバストートバッグ、クリアファイル、缶バッジ

『海辺のエトランゼ』
9月11日(金) 全国公開
監督・脚本・コンテ:大橋明代
原作:紀伊カンナ「海辺のエトランゼ」
キャラクターデザイン・監修:紀伊カンナ
アニメーション制作:スタジオ雲雀
主題歌:MONO NO AWARE「ゾッコン」
声の出演:村田太志 松岡禎丞 嶋村侑 伊藤かな恵 仲谷明香 佐藤はな
配給:松竹ODS事業室

【ストーリー】 小説家を目指す青年・駿は、海辺の少年・実央に思わず声をかけた。「ちょっと、君!」それをきっかけに、実央も駿のことを意識し始めるが、彼は島を離れなくてはならなかった。「はやく大人になりたい」そう言い残し、実央は去っていく。3年後、実央は駿のもとに戻ってきた。少しだけ大人になって。はにかんだ笑顔を浮かべながら。叶わないはずの想いが、通じあったとき、止まっていた時間が動き出す。

©紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会