累計2500万部を突破した渡辺航の大人気スポーツ青春漫画を、King & Princeの永瀬廉主演、伊藤健太郎、橋本環奈共演で映画化する『弱虫ペダル』が、8月14日より公開される。このほど、撮影中のオフショット映像と写真がお披露目となった。
主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(おのださかみち)。あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。
先日のキックオフイベントで永瀬が「暑かったり、寒かったり、雨が降ったり、さまざまな状況での撮影は過酷でした」と語るように、ハードな撮影の中で本気でキャストたちが挑んだ自転車の走行シーンに注目が集まっている本作。オフショット映像には、そんな過酷な撮影現場の合間に、キャストたちが本物の部活のように和気あいあいと過ごす姿が収められる。制服姿で休憩中にはしゃぐ永瀬廉、伊藤健太郎、坂東龍汰。永瀬と伊藤はまるで現役高校生のように坂東のカメラに向かって無邪気な笑顔をみせる。この日は珍しく自転車での走行シーンがなく、さらに1年生全員が揃っていたこともあり、かなりリラックスした雰囲気だった。坂東はとにかくカメラの回っていないところでも元気にはしゃぎ回り、メイキングカメラを異常に意識したり、自らスタッフのカメラをもって撮影したりと、そのはしゃぎぶりに周りからは「鳴子劇場」とまで言われていたほど。本作でクールな今泉を演じた伊藤からは、その様子にしばし愛のあるダメ出しやツッコミが入る場面もみられた。そのほか、走行シーン撮影の合間には、永瀬の足元で暖を取る坂東が、一人離れたところにいる伊藤を見て「いじけちゃったよ」といじると、永瀬が坂東にすかさずつっこんだりと、1年生トリオの仲の良さを垣間見ることができる。
オフショット写真には、坂東カメラで撮影した竜星涼、栁俊太郎、菅原健のスリーショットが。早朝から日没までの限られた撮影時間の中で、夕焼けをバックに3年生たちを撮影するも先輩たちからはやや不評のよう。だがその撮影の様子は部活の合宿のように和気あいあいとしており、ハードな撮影で疲れ切っていながらも、充実感が溢れているようだ。
『弱虫ペダル』
8月14日(金) 全国公開
監督・脚本:三木康一郎
原作:渡辺航「弱虫ペダル」
脚本:板谷里乃
主題歌:King & Prince「Key of Heart」
出演:永瀬廉(King & Prince) 伊藤健太郎 橋本環奈 坂東龍汰 栁俊太郎 菅原健 井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 竜星涼 皆川猿時
配給:松竹
【ストーリー】 主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通う、運動が苦手で友達がいないアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬廉)。あることをきっかけに、自転車競技部に入部することになった坂道は、自転車選手としての思わぬ才能を発揮することになる。坂道の良き仲間でライバルでもある今泉俊輔(伊藤健太郎)や、マネージャーの寒咲幹(橋本環奈)、同じ自転車競技部のメンバーとともに自分の限界や壁を越え、初めて出来た「仲間」とともに、レースで走る喜びを見出していく。誰かの為に頑張ったり、頑張る誰かを応援したり…。
©2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 ©渡辺航(秋田書店)2008