永瀬廉「俺と一緒に乗ろう!」、伊藤健太郎「こけてもあきらめないで!」5歳児からの質問「どうすれば上手に自転車に乗れる?」に回答!

累計2500万部を突破した渡辺航の大人気スポーツ青春漫画を、King & Princeの永瀬廉主演、伊藤健太郎、橋本環奈共演で映画化する『弱虫ペダル』が、8月14日より公開される。このほど、8月6日に京成ローザにて「ご当地最速試写会 サプライズリモート イベント」が行われ、キャストの永瀬廉、伊藤健太郎、坂東龍汰がリモートで出演、そして原作者・渡辺航が客席から参加した。

「弱虫ペダル」の原作の聖地でもあり、本作のロケ地にもなった千葉県で、千葉在住の方を対象に公開前唯一の試写会が行われた。上映終了後、「キャストによる特別コメントを流させて頂きます」と劇場にアナウンスが流れ、観客の期待が最高潮に達したところで、スクリーンに永瀬、伊藤、坂東の姿が。永瀬は「映画『弱虫ペダル』いかがでしたか?『弱虫ペダル』のご当地である千葉県のみなさんに、だれよりも早く、完成した映画を見て頂けて、とても嬉しいです」と語り、伊藤が「全国で一番最初に見た方々ですからね。みなさんの表情をみて、直接感想を聞きたかったですね」と口にすると、坂東は「そうですね。直接会いに行けたら嬉しかったんですけどね」とまるで収録コメントのような話ぶりの3人。その後、永瀬が「となると思って…実はこれリモートで繋げてもらってます!」とリモートでキャストらと劇場側が繋がっていることを明かすと、客席はあまりの驚きに唖然。伊藤が、客席が映っているモニターを見せると、実際につながっている実感が湧いた観客から大きな拍手が巻き起こり、大盛り上がりをみせた。

その後、昨日完成したばかりの映画を観客に届けることができた気持ちを、永瀬は「スタッフ誰もが完成するのか心配していましたが、こうして映画をちゃんと届けることができて、とても嬉しいです」と安堵の表情でコメント。そして伊藤が「完成した映画を昨日見ましたが、とても感動しました。僕ら自身も実際にどういう映画になっているのか気になっていましたが、最高な作品になっていると思います」、坂東が「昨日映画をみて、僕たちが本当に頑張っている姿や表情が嘘ではなく、自転車に乗っている姿も本当にきつそうなのがリアルに伝わってきました。ずっと早く届けたいとドキドキ・ワクワクしていたのでみなさんに見て頂けたのが本当に嬉しいです」と喜びを話すと、永瀬も「ワクワクが強いですね。手に汗握る瞬間が多く、早く色んな人に見てもらうのが楽しみです。来週、無事公開を迎えられるということは、とても幸せなことだと思います」と公開を迎えられる喜びを語った。

ここで、MCからもう一つのサプライズで、「弱虫ペダル」の原作者である渡辺航が客席で映画を鑑賞していたことを発表。客先からは拍手が沸き起こった。映画を初めて見た渡辺は、「CG全盛の時代に全員がちゃんと自転車に乗って走りながら、そして喋りながら演技をしているところに感動しました」と本作に対しての感想を述べた。それに対して、永瀬は「一気に肩の力が抜けました。『弱虫ペダル』を作った先生の言葉は本当に自信につながります」、伊藤は「実写化する意味を見つけられたらと思っていたのですが、そんな中で先生にそう言って頂けてとても嬉しいです」と喜びを露わにした。

劇場に来場した観客からキャストに直接質問をするコーナーに移ると、緊張しながらバトントワリング部の女子高校生から手が上がった。「一番やり切ったシーンについて教えてください」という質問に対して、永瀬は「一つ一つのシーンが過酷だったのですが、一番は、坂道がママチャリで今泉とレース対決をするシーンです。ママチャリはロードレーサーに比べてペダルが重く、それに対してロードレーサーで走る今泉とレースするというのは、大変でした」と実際に自転車に乗って走ったからこそ感じる大変さを語った。続いて伊藤が「ガッツポーズするシーンがあるのですが、本作の見どころの一つだと思い、しっかり決めたかったので頑張りました」と言うと、質問者が「あのシーン、泣きそうになりました」と答え、客席からは大きな拍手が。伊藤も「そう言って貰えるのは本当に嬉しい」と喜びを露わにした。坂東は「レースに負けて、海に入りながら悔しさを爆発するシーンがあるのですが、あの撮影日は結構寒くて、大変でしたが、全てを出し切りました!」と冬の寒さのなかでの撮影の苦労を語った。

続いて、5歳の女の子が挙手し、キャスト3人は思わず「かわいい」とコメント。「映画、楽しかったです。どうすれば上手に自転車に乗れるようになりますか?」という質問に、永瀬が「俺と一緒に乗りましょう!」と言うと、伊藤と坂東は「それ以上のカッコイイ正解はない!」と苦笑。気を取り直して、伊藤が「こけてもこけてもあきらめないで、乗り続けることが大切」と言うと、永瀬は「自転車に限らず、そのあきらめない気持ちはどんなことにも通じる大切なこと」と人生における大切なことを語った。坂東は「自転車仲間を作って、友達と楽しく、刺激し合いながら自転車に乗ることが大事だと思います」と回答し、永瀬も「仲間と一緒に自転車で走る楽しさを身をもって経験しました」と本作での経験を語りながら答えた。

そして、ユニフォーム姿の自転車競技部の男子高校生からの質問「ロードレーサーに初めて乗った時にこけなかったのでしょうか?」では、永瀬は「こけました!足がペダルに固定されている中で降りようとしてしまって…」、伊藤は「川の土手で練習中にスリップして、こけそうになりました」とロードレーサーに乗る難しさを口にした。坂東は「初日の練習のとき、跨ってすぐにこけました。きっとこけた人第一号です」と会場の笑いを誘った。そんな中、質問者の自転車競技部の男子から「みなさんの自転車の乗り方、とてもかっこよかったです」と言われ、キャストらは経験者からの感想に嬉しそうに笑顔を見せた。

最後に、代表して永瀬から「本当にこの映画はたくさんの人に支えられて、無事公開ができそうです。たくさんの人が経験している⻘春であったり、ロードレースの選手たちの熱、疾走感が伝わる作品です。色々な壁にぶつかっている人たちの背中を押す映画にもなっていると思ってますので、多くの方々に届けられるように協力してもらえると嬉しいです!」と本作の見どころが語られ、イベントは締めくくられた。

リモート出演終了後、初めてのリモート舞台挨拶に永瀬は「いろんな年代の方々にも見て頂けて嬉しいです。劇場に伺えなくて残念でしたが、新しい形でコミュニケーションができて嬉しかったです。また、渡辺先生にも来ていただいて嬉しかったです」、伊藤は「こういう状況の中で、みなさんの反応・感想を頂けてすごく嬉しかったです。またこういう機会があればやりたいです」、坂東は「ずっとみなさんに見て頂ける日を待ち詫びていました。リアルな声を聴けてとても嬉しかったです」と映画を届けられた喜びや、こんな時代だからこそ感じる人とつながる楽しさ、喜びを語った。

『弱虫ペダル』
8月14日(金) 全国公開
監督・脚本:三木康一郎
原作:渡辺航「弱虫ペダル」
脚本:板谷里乃
主題歌:King & Prince「Key of Heart」
出演:永瀬廉(King & Prince) 伊藤健太郎 橋本環奈 坂東龍汰 栁俊太郎 菅原健 井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 竜星涼 皆川猿時
配給:松竹

【ストーリー】 主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通う、運動が苦手で友達がいないアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬廉)。あることをきっかけに、自転車競技部に入部することになった坂道は、自転車選手としての思わぬ才能を発揮することになる。坂道の良き仲間でライバルでもある今泉俊輔(伊藤健太郎)や、マネージャーの寒咲幹(橋本環奈)、同じ自転車競技部のメンバーとともに自分の限界や壁を越え、初めて出来た「仲間」とともに、レースで走る喜びを見出していく。誰かの為に頑張ったり、頑張る誰かを応援したり…。

©2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 ©渡辺航(秋田書店)2008