浜辺美波「自分からのキスじゃなくて良かった」、北村匠海「無の境地です。芝居で気持ちを覆い被す」

2015年から「別冊マーガレット」にて連載され、シリーズ累計部数(電子版も含む)が450万部を突破した咲坂伊緒による大ヒット少女コミックを、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二の共演で実写映画化する『思い、思われ、ふり、ふられ』が、8月14日より公開される。このほど、7月6日にイイノホールにて「みんなの願いを叶えます!ふりふらリモート七夕祭りイベント」が開催され、キャストの浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二、三木孝浩監督が登壇した。

イベントには主演の4人と監督が浴衣姿で登場。北村が「キレイですね〜」と女性陣を称えると、なぜか赤楚が「ありがとうございます!」と応えて、壇上は笑いに包まれた。

3年前の7月6日、浜辺と北村が初共演した『君の膵臓をたべたい』の完成披露試写が行われていたことが明かされると、北村が「感慨深いですね…」としみじみ。高校生だった浜辺も「ド緊張してました」と当時を振り返った。

浜辺は北村の当時と現在を比べて「びっくりするくらい変わらない。多少、悟りを開かれた感じで、最近達観されている。すごく面白いです」とニヤリ。対して北村は浜辺について「会うたびに花が咲いていくような。昔はお互いが壁を作るタイプだった。今となってはなかなか面白い方(笑)」笑顔で語った。

この日は、全国津々浦々から選ばれた45名の学生たちとリアルタイムでリモート中継を実施。本作でキスシーンに挑戦した北村と浜辺に対して、学生から「キスシーンでは何を考えている?」という質問が飛んだ。「人生のファーストキスが小学五年生のときにドラマで、しかも母親の前だった」という北村は「しっかりと歯磨きする。適度に緊張する。無の境地です。芝居で気持ちを覆い被す」と冷静にコメント。本作が初キスシーンだったという浜辺は「どうしようかなと思ってました。自分からのキスじゃなくて良かった」と緊張のキスシーンを振り返っていた。

実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』
8月14日(金) 全国公開
監督:三木孝浩
原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」
脚本:米内山陽子 三木孝浩
主題歌:Official髭男dism「115万キロのフィルム」
出演:浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二
配給:東宝

【ストーリー】 明るく社交的な“朱里”(浜辺美波)、内向的でうつむきがちな“由奈”(福本莉子)、クールな“理央”(北村匠海)、爽やかで天然な“和臣”(赤楚衛二)。偶然出会ったタイプの全く違う4人は、同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。親同士の再婚で「家族」となり、朱里に言えない恋心を抱える理央。そんな理央に憧れるけど自分に自信が持てない由奈。和臣に惹かれていき、自分の感情に戸惑う朱里。ある秘密を目撃してしまい自分の気持ちに蓋をしてしまう和臣。一人の告白をきっかけにそれぞれの感情は複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違ってしまう。4人の切なすぎる“片想い”の行方は…。

©2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 ©咲坂伊緒/集英社