桜井日奈子「久しぶりにお芝居ができる場所をいただけて嬉しい」“最高のお風呂”を追求する「ふろがーる!」7月放送!

2015年から2016年まで「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載されていた片山ユキヲによる同名漫画を、桜井日奈子主演でドラマ化する「ふろがーる!」が、7月15日よりテレビ東京にて放送されることが決定した。

本作は、自宅のお風呂を愛してやまないOL・生実野早夜子(おゆみのさよこ)がさまざまな入浴方法に挑戦し、「最高のお風呂とは何か?」を求め、お風呂中心のライフスタイルを貫く物語。早夜子の自家製の入浴剤に始まり、様々な工夫をこらした意外な入浴法、お風呂上がりに食すおつまみレシピ、お風呂掃除のテクニックなど、ついつい試してみたくなる“お風呂の役立ち情報”が満載だ。

原作は、片山ユキヲによる「ふろがーる!」。2015年から2016年まで「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載され、単行本(全3巻)が刊行された、お風呂体験をテーマとした新たなジャンルの漫画である。

主人公・生実野早夜子役を演じるのは、ドラマ「ヤヌスの鏡」や、映画『ママレード・ボーイ』『殺さない彼と死なない彼女』で主演を務めた桜井日奈子。今回はテレビ東京のドラマ初出演にして主演となる。

脚本は、「レンタルなんもしない人」「死役所」を始め、数多くのテレビ東京の深夜ドラマを担当してきた政池洋佑と、「警視庁・捜査一課長」「ウツボカズラの夢」などの仲村優果里。監督は「リーガルハイ」や「フラジャイル」、映画『エイプリルフールズ』『ミックス。』などの石川淳一が務める。

■桜井日奈子(生実野早夜子役) コメント
Q:オファーを受けた時の感想をお聞かせください。
コロナウイルスの自粛期間もあり、約3ヶ月演じることから離れていたので、久しぶりにお芝居ができる場所をいただけて嬉しいです。家でたっぷり時間があった中で、求められる場所があることのありがたみを改めて感じました。お話をいただいてから原作を読ませていただきました。共感と新たな発見と、お風呂の可能性を拡げてくれる作品でとても面白かったです。コロナ禍でおうち時間のあり方が問われる今、間違いなく意義のある作品になると思いました。

Q:台本を読んだ感想をお聞かせください。
工夫してお風呂を楽しむ、何気ない日常を特別なものにする、おうち時間を満喫するヒントがたくさん詰まった作品だと思いました。この作品で紹介されるお風呂の楽しみ方は、手軽に真似できるものが多く、私も真似して作ったりしています。ちょっとした工夫でより豊かな生活になることに気付いてもらえる作品になればいいなと思います。

Q:主人公・生実野早夜子の役どころについてはどう感じましたか?また、早夜子に共感できる所はありますか?
究極の風呂を追い求める早夜子の真剣さが時にシュールで、でも自分をしっかり持っている、ぶれない強さみたいなものも感じられました。台本を読み進めるほど、どんどん早夜子が魅力的に思えて、早夜子を演じられる喜びとワクワク感もどんどん増していきました。私もお風呂が大好きで、一日に何度もお風呂に入りますし、銭湯や温泉も大好きです。早夜子と同じふろがーるとして、この作品に出会えたことを運命のように感じています。

Q:生実野早夜子役を演じるにあたっての意気込みをお聞かせください。
一週間の疲れを癒す、心温まる作品になるよう、監督、スタッフ、共演者の皆様と力を合わせて頑張りたいです。

■片山ユキヲ(原作) コメント
幼い頃の話。自分の愚行により、いつも優しい両親にきつぅぅぅく怒られたことがありました。寡黙な父が顔を赤くして「うちの子じゃない!」と言い、母は悲しみに顔を歪めました。(やってしまった…)自分は怒られながら、涙ぽろぽろ、大泣きしました。たっぷり怒られた後の父の言葉は「…もういいから、先にお風呂入りなさい」情けない自分をあたたかい湯にひたしながら、「まだ、この家にいていいんだ」という安心感に、再び涙がぽろぽろ…あの夜の“あたたかい湯”を描きたい、という想いを根底に、お風呂大好き早夜子さんが生まれました。それが実写ドラマ化する喜びったら、足が震えながら地面から2センチほど宙に浮く感じ。光栄ですっ!主演は桜井日奈子さん!!個人的にファンのうえに、配役を聞いた瞬間、早夜子のイメージが“ピタッ!”と重なりました。その夜の入浴中のひとり言は「あー、人生良いこともあるもんだ!」どんなドラマになるのか、一視聴者としても、とても楽しみにしてます!!

ドラマパラビ「ふろがーる!」
7月15日(水)より、テレビ東京にて放送
毎週水曜日深夜0時58分~放送
7月15日(水)夜9時00分~「Paravi」にて毎話独占先行配信
監督:石川淳一
原作:片山ユキヲ「ふろがーる!」
脚本:政池洋佑 仲村優果里
出演:桜井日奈子

©片山ユキヲ・小学館/「ふろがーる!」製作委員会